「今週末何をしよう?」…明日の予定がまだ決まっていないという方、まだ間に合います!!
「ちいき新聞」で紹介された千葉と埼玉の週末おでかけスポット・イベント情報をご紹介♪
※ちいき新聞は、千葉と埼玉と茨城の一部で発行するフリーペーパーです。
※雨天時、荒天時はイベントが実施されない場合もあります。
歴史と秋の訪れを感じる
佐倉の秋祭り
佐倉の秋祭り
「佐倉新町江戸まさり」とうたわれた、佐倉に秋の訪れを告げる秋祭り。
例年26万人もの人が訪れる。
鍵の手のような城下町を3日間、山車・御神酒所・神輿が盛大に練り歩く。

(4町の山車が集合して行われた圧巻の総踊り)
佐倉ならではの見どころをチェック
江戸時代から300年以上続く「麻賀多神社祭禮」が母体の、五穀豊穣に感謝する秋祭りは、曳き廻される山車や御神酒所、巡業する神輿が歴史的価値の高いものであるのが最大の特徴。
「文化財級のものが惜しげもなく町中を練り歩くさまに圧倒される」と語る愛好家も多く、3月に行われた佐倉・城下町400年記念事業のクロージングイベントで総踊りが行われた際には、遠方からわざわざ訪れた人もいたそうだ。
山車や御神酒所のすれ違いも見どころの一つ。
一般的に祭りではルートを一方通行にすることが多いが、佐倉では狭い城下町ながら、そこここで山車や御神酒所がすれ違う。
1台でも見応えのある山車が互いにすれすれのところで行き交うさまはスリル満点だ。
珍しい二天棒の神輿の花棒を各町内の御神酒所にかける「麻賀多受け」も佐倉でしか見られない風習。
実はこうして神輿におられる麻賀多様に御神酒を奉納することから、佐倉の屋根形の屋台は御神酒所と呼ばれるのだそう。
その神輿を担ぐ白装束の氏子衆の掛け声「明神祭りさらば久しい」や、各町内の「えっさのこらさのえっさっさ」も独特で耳に残る。
さらには常にどこからか聞こえてくる軽快な佐倉囃子と、ここでしか味わえない見どころが満載。毎年、この秋祭りを心待ちにしている佐倉っ子が多いというのも納得だ。
並木町の御神酒所が復元作業を終え復活
一昨年の秋祭り直後、並木町の御神酒所が不審火により焼失。
町では復元委員会を組織し、募金や寄付などにより、復元を果たした。
焼け残った土台部分は大切に使用するなど、守り伝えていく精神はここでも発揮されている。この活動が始まってから、「直ったら乗って演奏したい」と佐倉囃子を習い始めた子もいるそうだ。
その御神酒所が今回の祭りから復活する。これも今回の見どころの一つだ。
また、昨年修復を終えて未塗装のまま参加した弥勒町の山車も、今年は塗装を終え、完全な姿で曳き廻される。
連綿と続く伝統がつながっていく瞬間を見届けに、出掛けてみては。 (巡)
電話番号/043(486)6000 佐倉市観光協会
成田山開基1080年祭記念
NARITA花火大会in印旛沼
NARITA花火大会in印旛沼
稲刈りを終えた成田の広大な田んぼに大輪の華が舞う。秋の夜空に繰り広げられる
光と音楽の共演に今年も多くの人が魅了されることだろう。

地元密着型花火大会
手作業、手作りで始めたNARITA花火大会も今年で13回目。
地元のボランティアと花火職人が共同で作り上げてきた地域密着型の花火大会である。
県内外からたくさんの人が訪れる一大イベントになった今でも基本的なスタイルは変わらないという。
彼らがこだわったのが「観客がただ観賞するだけでなく、一緒に参加できて楽しめる花火大会」ということ。
「見る」花火大会から「体験する」花火大会へ。それは観客参加型花火大会という新たなジャンルを構築し、2010年には世界で初めて花火大会でグッドデザイン賞を受賞するまでに至った。
今年は成田山開基1080年の節目の年。これを記念して花火の打ち上げ数を2000発も増やした。またそれに合わせて特別なプログラムも用意されるという。
どのような演出で私たちを楽しませてくれるのだろう。
成田の有志が贈る夢の世界へ
約1万2千発もの色鮮やかな花火が成田の夜空を彩る。
工夫を凝らした演出の数々はNARITA花火大会ならではの見どころだ。
「花火ファンタジア」は音楽と花火をシンクロさせた、見て聴いて楽しめるプログラムである。
4部構成になっており、それぞれが全く違った花火ショーになるという。
世界屈指の花火アーティストによる「花火タワー」は40mのクレーンを使った迫力あるパフォーマンスを見せてくれる。
もともとは花火の種類や名前を覚えてもらおうと始めた企画だったという「花火deBINGO」。
打ち上げられた花火とカードの絵柄を合わせて楽しむプログラムは盛り上がりには欠かせない大会の名物である。
毎年進化をし続けてきたフィナーレの「NARITA黄金伝説」もさらにパワーアップする。ラスト1分間で1500発もの花火が打ち上がる様は圧巻。
締めを飾る「錦冠」「銀冠」も必見だ。
秋の夜、成田でファンタジックな世界を体験。
それはきっと最高の思い出になるに違いない。 (ちゃい)
開催日時/10月13日(土)午後6時30分~
場所/ニュータウンスポーツ広場
(成田市台方1415地先)
※駐車場なし。交通規制あり。
※成田駅西口、成田湯川駅より臨時バスの運行あり。
詳しくは公式ホームページにて。
電話番号/0476(89)7562
NARITA花火大会実行委員会
やちまた落花生まつり2018開催
0月14日(日)午前10時から午後3時まで(開会式午前9時45分から)
八街駅北口広場にて、「やちまた落花生まつり2018」が開催される。

(昨年の殻むき大会)
「Qなっつ」堂々登場!
今年7月に愛称が決まったばかりの「Qなっつ」は、はっきりした甘みがあり、あっさりとした食べやすい味わいが特徴。
やちまた落花生まつり2018では「Qなっつ」の試食と販売が行われ、千葉県で10年ぶりの新品種登場に期待が高まる。
昨年好評だった大きい落花生品種「おおまさり」の試食会も実施され、今年は昨年の約2倍の192㎏ のおおまさりが試食用として用意される。
昨年は、販売用として用意された約1000㎏分のおおまさりが、お昼には完売したそうだ。今年はより多くの人に行き渡るように、約2000㎏分を準備。
落花生まつりでは、すべて八街産落花生を提供。
根強い人気の品種「千葉半立」の販売も行われる。
盛りだくさんのステージイベント
落花生まつりは、午前9時45分から、八街中学校吹奏楽部のファンファーレで開幕。
開会式では、北村市長をはじめとする主催者・来賓者のあいさつが行われる。
開会式後、八街中学校吹奏楽部による30分間の演奏が会場を盛り上げる。続いて、八街市出身の演歌歌手ふじのみささんと舞踊連盟とのコラボレーションを披露。
午後からは、八街市レクリエーション協会による落花生殻むき大会が2回開催(当日申
込、参加費無料)。
各回、最大50人が10人ずつの5グループに分れて殻をむく速さを競う。
1グループごと、勝者にはうれしいプレゼントが用意。参加者には全員、参加賞が有り。
当日まで殻のむき方を研究しておこう!
ステージ上では、他にも多数のゲストが出演。
ステージ前には、テントと椅子が用意されており、ゆっくり鑑賞できる。
やちまた駅北口市出店舗も充実
会場には、やちまた駅北口市を主催するやちまた未来による約20店舗が出店。
飲食スペースには椅子とテーブルが用意される。
落花生まつり会場は、八街駅北口からすぐの立地。
八街市内からの来場はもちろん、市外からの来場も大歓迎。
駐車場あり(台数制限あり)。秋のグルメを楽しもう!(A・T)
やちまた落花生まつり実行委員会(商工観光課内)
赤ちゃんも
ジャズのリズムでスイング♪
ノリノリコンサート
ジャズのリズムでスイング♪
ノリノリコンサート
ジャズの生演奏を家族みんなで楽しめる魅力満載のコンサートが、10月20日(土)に流山市文化会館で開催される。

(曽根麻央さん/trp・p・vo)
五感をフルに使ってジャズを楽しむ
出演は、世界的に高い評価を受けているトランペッター曽根麻央さんが率いるジャズトリオだ。
「生演奏の良さは、演奏者の表情、体の動き、さらに息遣いまでが感じられることです。
このように五感をフルに使って、ジャズを楽しむことで、心が解放されると思います。
こうした経験が子どもたちの記憶に刻まれ、成長の糧の一つになってくれるとうれしいです」と曽根さんは話す。
曽根さんは流山市在住、バイオリストの山田拓斗さんは流山市出身。
クラシックの印象の強いバイオリンから醸し出されるジャズのリズムを楽しむのも、今回のコンサートの魅力の一つ。
子育て中のお父さんもお母さんも
「泣くと周りに迷惑だから」と赤ちゃん連れでのコンサートを諦める人が多いが、「赤ちゃんも手足を動かしてリズムに乗って楽しんでますよ。
そんなほほ笑ましい光景が見られるのもこのコンサートの良さです。子育て中は、息苦しさを感じる人もいるでしょうが、そんなときこそ、家族みんなでジャズの生演奏を楽しみ解放感を味わってください。
おじいちゃん、おばあちゃんもご一緒にどうぞ」とコンサート担当者は話す。
演奏予定曲は、「ルート66」「ルパン3世のテーマ」など親しみやすい曲が多い。 (敏恵)
場所/流山市文化会館 (流山市加1-16-2)
料金/入場無料 ※予約不要
電話番号/04(7158)3462 流山市文化会館
蒲生駅東口で初開催!
がもうスマイルハロウィン2018
がもうスマイルハロウィン2018
蒲生で暮らす毎日にもっとスマイルを―。
そう考えた市民団体が、町のお店紹介マップを作成。
そして「スマイルの輪を広げるマルシェ」として、初のハロウィンイベントを開催する。

商店会の枠を超えて店と地域をつなぐ
東武スカイツリーライン蒲生駅周辺には五つの商店会があり、昔ながらの人情味あふれる個人店や、個性が光るこだわりの専門店など、知るほどに面白い店がたくさんある。
だが、お店同士の交流が少ないなど、もったいない状況もあった。
「商店会の枠を超えて店と店とのつながりを深めて、蒲生で暮らすことの楽しさを発信したい」と考えた有志たちが、「がもうスマイルマップ」を作ろうと計画。
市民団体「がもうスマイルチーム」を結成して、1軒1軒、訪問して思いを説明。
84軒の情報を集めたマップが、8月に完成した。
蒲生でみんなが集まれるイベントを!
「マップを作りながら、『蒲生には地域の人が集まれるイベントがないね』という話になって、ハロウィンを計画しました」と振り返るのは、チームの一人、「ぴんころのなえ」代表
の口石早苗さん。
当日は、ロータリーから「蒲生駅入口」交差点までの通りに、飲食やワークショップのブースが26店並ぶ。ほとんどがマップに載っている地元の店だ。
マイバッグやマイ箸を持参した人には特典も用意して、「エコなマルシェ」を目指す。
仮装コンテストも開催。
当日正午からエントリーを受け付ける(先着100組/参加費無料)。
会場には仮装を手伝ってくれるブースや更衣室もあるので、気軽に参加できそうだ。
マップには、お店巡りでポイントをためるお楽しみ企画「じゃんけんラリー!」が付いていて、ハロウィン会場でもエコ利用でポイントを進呈。
「このマップやイベントをきっかけに、蒲生で暮らす人や蒲生を訪れる人にも笑顔の輪が広がりますように」と口石さん。
10月21日は蒲生駅東口に注目だ。 (信太)
※雨天決行、荒天中止
場所/東武スカイツリーライン蒲生駅東口ロータリーから「蒲生駅入口」交差点まで
電話番号/048(961)5656
がもうスマイルチーム事務局