11月1日は観音埼灯台(日本初の洋式灯台)の起工日である明治元年11月1日にちなんだ灯台記念日です。
灯台のように明かりで行く手を照らす存在でありたいものです。
取材協力/佐倉市立志津図書館
『とうだい』斉藤倫/文 小池アミイゴ/絵 福音館書店
晴れの日も、嵐の日も、いつも同じ場所にいて光を送りみんなを励ましてくれる灯台。
優しい色彩の絵本です。
『とうだい』
斉藤倫/文 小池アミイゴ/絵 福音館書店
みさきに新しくたったとうだいは、見るもの聞くものはじめてのことばかり。
わたり鳥と話した時、自分はどこにも行けないことに気がつきます。
でも、冬の夜、おそろしいあらしがやってきた時は…。
『おーい、こちら灯台』ソフィー・ブラッコール/作 山口文生/訳 評論社
灯台の形に合わせた縦長絵本。
内部の作りや灯台守の仕事がよく分かりますが、あとがきも素晴らしいので必ず最後まで読んでください。
『おーい、こちら灯台』
ソフィー・ブラッコール/作 山口文生/訳 評論社
まだ人の手で灯台の光が管理されていた時代のお話です。
小さな島の灯台に新しい灯台守がやってきました。
灯台守はレンズを磨き、油をつぎ足し、ランプの芯を切りそろえ…。
船の安全を守ります。
『ライツ・オン! 明治灯台プロジェクト』土橋章宏/著 筑摩書房
あわせて『ニッポン灯台紀行』(岡克己/著 世界文化社刊)もおすすめです。
この2冊を読めばあなたも灯台が好きになるかも?
『ライツ・オン! 明治灯台プロジェクト』
土橋章宏/著 筑摩書房
明治初め、日本に灯台を造るために来日した技師リチャード。
だが、文化の違い、頑固な役人、イギリスにはない大きな地震など、さまざまな困難が立ちふさがる。
果たして灯台は出来上がるのか?