2017/08/25掲載
郷土の味「鴨すき」復活!
徳川家康考案の越谷発祥グルメ
郷土の味「鴨すき」復活!
ジャンル グルメ
エリア 埼玉県 越谷市
キーワード 徳川家康 鴨すき 越谷発祥
江戸時代、鷹狩りで越谷を訪れていた徳川家康が生みの親とされる、伝統の味「鴨すき」。忘れられていた郷土料理を今年、近代史好きのそば職人、笹井厚志さん(30)が復活させた。
1枚だけ鍛冶職人に打ってもらった
鋤鍋を手にする笹井さん
1枚だけ鍛冶職人に打ってもらった 鋤鍋を手にする笹井さん
通常
鋤で鴨肉を焼いて食べるから「鴨すき」
 江戸幕府を開いた徳川家康が越谷の地で鷹狩りに興じていたある日、仕留めた鴨をその場で食べたいと家来に言い付けたが、調理道具が無かったため農民から鋤を借り、その鉄部で鴨肉を焼いて食べた。これが「鴨すき」の始まりといわれる。1908年、元荒川沿いに宮内庁埼玉鴨場が造られ、1957(昭和32)年に昭和天皇・皇后両陛下が鴨場を訪れた際、鴨すきを堪能されている。かつては柳町にあった老舗「鴨すき大黒家」で味わうことができたが、十数年前に閉店後は市内でも知る人は少なくなっていた。
通常
足を使い直接調べて見事復活!
 東越谷のそば処「久伊豆」2代目店主、笹井厚志さんは「僕も鴨すきを知らなかった。あの家康によってこの越谷で生まれた料理が、このまま忘れ去られてはもったいない」と、詳しく調べ始めた。旧日光街道沿いの老舗金物店や、「越谷で鴨といえば」という知識人を直接訪ね、食べ方や食材について相談。鴨肉や野菜の切り方から試行錯誤を繰り返し、今年5月にメニューに出した。「本当は鍛冶職人が打った本物の鋤鍋を使いたいが、作れる人がいないのと油はねがひどくて断念した」と、ちょっぴり悔しがる笹井さんだが、茨城県・西崎ファームの「かすみ鴨」、地元の特産「越谷ねぎ」を使った味の良さもあって、評判は上々。味付けは大根おろしとしょうゆ。「食べ方に決まりはないので、自由に楽しんで。400年続く伝統の食文化を、地域の誇りとして伝えていきたい」と語る。
レジ横にある2種類の煉瓦。その違いは…?
久伊豆の「鴨すき」1人前税込1,500円
通常
越谷ネギから煉瓦工場、そして…
 もともと近代史が好き。深谷ネギと越谷ネギの違いについて調べていたところ「昔、越谷に煉瓦工場がたくさんあったのはなぜか」にたどり着いたという話や、今は「富岡製糸場から続く国内のシルクロード、伊勢崎線と高崎線の歴史を調べている」と、楽しくて仕方がないという笑顔の笹井さん。歴史好きな人の来店も心待ちにしているようだ。

※問い合わせ
TEL048(960)5388
そば処久伊豆 笹井
鴨肉を焼き、その脂を野菜に吸わせて、 大根おろしとしょうゆでいただく
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