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川中美幸|インタビュー|チイコミ

川中美幸 タイトル

伸びやかな歌声と、詞に込めた情感で数々のヒット曲を生み出してきた川中美幸さん。その歌声が生まれる背景とは?

川中美幸 Profile
1955年、大阪府出身。「ふたり酒」「二輪草」がミリオンセラーに。1994年第36回日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞。2012年第66回文化庁芸術祭大賞受賞(大衆芸能部門)。レギュラー番組(ラジオ)「川中美幸 人・うた・心」(文化放送)

丸 無名時代もつらいとは感じなかった
 歌手になるのは子どもの頃からの夢でした。「のど自慢」によく出ていて、中学2年のときにスカウトされたんです。デビュー後、なかなか芽が出ませんでしたが、好きなことをやらせてもらっているので、つらいとは感じませんでしたね。
 24歳のとき、「ふたり酒」がミリオンセラーに。最初に曲を聴いたときはぴんときませんでしたが、両親のことだと思って歌いました。曲がヒットしたことで、歌手としてやっていけると大きな自信が持てたと思います。念願だったNHK紅白歌合戦にも出場でき、生活が変わっていきました。
 演歌って暗いとか、寂しいイメージも強いじゃないですか。でも、私はどんな悲しい歌を歌うときでも、温かさを込めて歌うようにしています。なるべく笑顔でね。よくファンや関係者の方に言っていただくのは、「美幸ちゃんの歌声は明るいから元気になれる」ということ。「ふたり酒」にしても「二輪草」にしても、苦労はしていても一緒に生きていこうという前向きな歌。じっくり詞を読み込んで、自分の中でイメージを膨らませて表現するようにしています。
 演歌やポップスなどとジャンル分けされるけど、流行歌という意味では一緒。時代が求めている歌なんだと思います。そんな歌の力を多くの方に届けたいですね。何も「頑張ろう、元気になろう!」とストレートに呼び掛けるばかりが応援歌ではないと思うんですよ。切ない歌を聴いて「私と同じ思いだ」とか「私の気持ちを歌ってくれている」と感じてくれたら、それも応援歌になる。ずっと皆さんのために応援歌を歌い続けていきたいですね。



川中美幸 「洋裁に凝っていて、ベッドカバーやティッシュケースなどを作っています」

川中美幸 「夢のあるものが好きで、普段の服や雑貨はピンクが多いですね」



丸 「人を大事にしいや」が母の教え
 4月に発売された「あなたと生きる」は、今までの曲とは趣が違って、パートナーが先立ってもこれからもあなたと生きていくと決めた、強い女性の曲です。私も悲しみを糧に前向きに生きていきたいタイプだから、重なる部分もありますね。
 もし歌手になっていなかったら、実家がお好み焼き屋なので、私も飲食店をやっていたんじゃないかな。人と接することが大好きなんですよ。母からずっと教えられてきました。「人を大事にしいや。人を大事にすることは自分を大事にすることやで」って。だから今もファンの方との交流は大切にしています。出待ち、入り待ちをしてくださる方たちにはできるだけお一人お一人あいさつをするようにしていますし、ファンレターをいただいたら文面は短くても、時間はかかっても、お一人ずつお返事を書いています。皆さんの応援に応えられるよう、ずっと健康で、一日一日を楽しく生きていきたいですね。




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