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木梨憲武|インタビュー|チイコミ

木梨憲武 タイトル

今回のインタビューは伝説となる番組を多数生み出し、お笑い界をリードしてきた木梨憲武さん。その一方、コントで見せる高い演技力から役者としても活躍。16年ぶりの主演映画が4月20日(金)から公開されます。

木梨憲武 Profile
1962年、東京生まれ。1980年「とんねるず」結成。主な出演作に「竜馬の妻とその夫と愛人」など。今年6月から約2年間にわたり、ロンドンと日本各地でアート作品の個展(www.kinashiten.com/)を開く。

丸 冴えない中年をCG男優として熱演
 今回の映画のオファーをいただいて原作を読んだとき、「ジジイ選抜で選ばれた」とうれしかったですね。撮影の前に台湾で全身をスキャニングしたり、CGのシーンでは顔や体に番号のシールを付けた状態で演じたりと、初めての経験ばかりでワクワクしました。「そうか、俺はCG男優になればいいんだ」って(笑)。
 僕が演じた犬屋敷壱郎は会社でも家庭でも疎んじられている存在。木梨家でも似たようなところはあって、末っ子の15歳の娘に反抗されてますが、僕は犬屋敷とは違って常に戦ってますね。笑いが起きた時点で僕の勝ち。半笑いなら引き分けみたいな。
 「いぬやしき」では家族を守るということも大きなテーマ。僕の家では守りつつ、守られつつ、戦いつつという感じでしょうか。妻の(安田)成美さんがしっかりしているからうまくいっていると思います。子どもとは戦っても、成美さんとは一切戦わない。ご指示をいただいたとおりに動いています(笑)。
 でも、犬屋敷のようなおじさんは多いでしょうね。おじさんたちの集計データが欲しいんですよ。「娘の衣類と一緒に洗濯物を洗ってもらえない率」とか「同じバスタオルを使ってもらえない率」とかね。それでわれわれ50代、60代が70代に向かってどうしていったらいいのか、対策を練りたいですね。みんなで酒でも飲みながら、元気のないおじさんには何か楽しいこと探そうよって。犬屋敷のように不思議な力が与えられてヒーローになれる人はいないから、釣りにしようか、ゴルフしようか、人生の後半戦楽しんでいこうと呼び掛けたい。



木梨憲武 コントのキャラクターで気に入っているのは憲子。スネ毛を剃って、女装して暴れるのは楽しかった。

木梨憲武 家庭でごみ出しと外回りの掃除は僕の仕事。ルーティンになっていて、やらないと落ち着かない。



丸 自然体で視聴者に自分を伝えたい
 とんねるずを結成して38年目。「オールナイトフジ」や「夕焼けニャンニャン」をやっていたころはまだ20代で、スタッフがみんな大人ばかり。何をやっても怒られず、「もっといけいけ!」とあおられていましたね。自分たちで面白いことをやろうと思っても、いいスタッフにかわいがってもらわないと実現できないじゃないですか。その点、僕たちはスタッフに恵まれていたと感謝しています。最近では、テレビに出る際、より自然体で開けっ広げになっていますね。作るより僕のまんまでいた方が視聴者の方にストレートに伝わるんじゃないかと思うんですよ。
 数年前からアートに夢中で、国内外の美術館で展覧会をやったり、デザインの仕事をしたりしています。アート活動に関しては成美さんにプロデュースを一任。他の仕事のことでも、よく相談しています。僕のことを一番理解して、的確に判断してくれるから。映画か舞台か形は分からないけど、いつか二人で何か表現活動をできたらいいですね。


木梨憲武

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