
【袖ケ浦市】ジャンボカボチャの正体に迫る!
秋を彩る個性豊かなカボチャたち。
中でもひときわ目立つ「ジャンボカボチャ」。
何であんなに大きく育つの? 食べられるの?
気になるあれこれを調査しました!
公開 2020/10/21(最終更新 2020/10/21)

花
48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/
記事一覧へその名はアトランティックジャイアント
▲個性豊かな今年の入選カボチャたち
9月19日、袖ケ浦市農畜産物直売所ゆりの里で、カボチャの重さを競うドデカ・カボチャ大相撲大会の表彰式が「どてかぼちゃの会」の主催で行われました。
6回目になる今年は長雨のせいで全体的に小ぶりだといいますが、それでも優勝した横綱カボチャは重さ82.7キロ!
▲36代目横綱カボチャと出品者の星野さん
どうやったらこんなに大きく育つのでしょうか?
実はジャンボカボチャの正体は「アトランティックジャイアント」というアメリカ原産の品種。
大きく育つ品種なのです。
カボチャには「日本カボチャ」「西洋カボチャ」「ぺポカボチャ」などの種類があり、アトランティックジャイアントは「ぺポカボチャ」に分類されます。
ハロウィーンに飾られるおもちゃカボチャもこの一種です。
世界中にファン多し!気になるその味は…
▲畑ですくすくと育つカボチャたち
元々家畜などの飼料用の品種だったアトランティックジャイアントは、観賞用としても人気が高いそうです。
世界中で大きさを競う大会が開催され、世界記録は2016年にドイツで計測された1.2トン!
袖ケ浦の大会に出品されたカボチャたちも園芸の楽しみとして作られたそうです。
袖ケ浦市農業センターでは、2018年からジャンボカボチャを育てており、2018年の成長記録をHPに公開しています。
担当の切替さんによると「肥料や病気の管理などが難しく、割れると、そこから腐ってしまう」そうで、大きく育てるには手間と技術が必要だそうです。
今年センター内の畑では、30~40キロのものを4つ収穫。
一つを収穫するのに男性3人がかりで運び出したそうです。
そのうち二つは10月2日から袖ケ浦市役所に展示されました。
▲袖ケ浦市役所に展示されているカボチャ
気になる味を調べたところ、カボチャの風味はありますが水っぽくて甘くないそうです。
日本の有名レストランではクラフトビールの原料にしたこともあり、アメリカではパンプキンパイにして食べることもあるそうです。
※問い合わせ
0438(62)3460
袖ケ浦市農林振興課