コロナ禍のため自宅で過ごす時間が増えて、運動不足による筋力の低下や体の不調が心配されます。
この対策に八千代市役所は「やちよこれだけ体操!」を作りました。
動画に合わせて体を動かすだけで効果が期待できるといいます。
公開 2021/10/12(最終更新 2023/02/03)

ソバ
大手新聞社の記者を続け、定年延長も終わったので、地域の話題を取材したいと、地域新聞様にお世話になっています。明るく、楽しく、為になる話題を少しでも分りやすく紹介したいとネタ探しの日々です。子どもの頃から麺類が好きなのでペンネームにしました。
記事一覧へ手軽にできる2種の運動
手軽にできる体操の普及に取り組んでいる八千代市は、平成17(2005)年度には転倒予防を目的に市のYouTube番組で「やちよ元気体操」を公開。
この体操は「上半身を伸ばそう編」と「下半身を鍛えよう編」から成り、「これだけ体操」はその中から手軽にできるものを選んで、昨年秋に作りました。
この「これだけ体操」は、「スクワット」と「かかとの上げ下ろし」の2種類の運動で構成されています。
挑戦のハードルを下げるため、まずは実践編1を体験したあと、余裕があり継続できる場合は、実践編2に挑戦する形となっています。

太ももを鍛える立ち座りが安定
スクワットは、真っすぐに立った姿勢から膝の曲げ・伸ばしを繰り返します。

太ももの筋肉を鍛え、立ち座りの動作が安定し、膝関節の負担を減らす効果があります。
注意点は、足を肩幅の広さに置き、膝とつま先の位置は真っすぐにそろえます。
腰を下ろすときは膝がつま先より前に出ないようにして、太ももを床と平行にします。
挑戦すると、数回で太ももの疲労を感じます。
「かかとの上げ下ろし」は真っすぐに立った姿勢からかかとをゆっくりと上げて、下ろす。
親指の付け根に体重を掛けるのがコツです。
ふくらはぎの筋肉を鍛え、立っているときのふらつきを防ぐのが目的。
近くに椅子を置いて手の支えにすると安定してできます。
簡単そうに見えますが、実際に行うと、足の親指に負荷がかかり、結構な運動になります。
いずれの運動も実践編1では1セット10回を、同2では2セット行います。
体操は継続して効果が出ます。
同市健康づくり課の担当者は、「継続するためには毎日の生活の中で運動する時間を決めること」を勧めます。
例えば、食後の休憩、入浴前などで、1日1回は運動を行い、慣れてきたら1日の回数を体に無理のない範囲で増やすことを提案。
「まずは市役所の動画を見て、挑戦してください」と呼び掛けます。(取材・執筆/ソバ)
【やちよこれだけ体操】
https://www.city.yachiyo.chiba.jp/63500/page100206.html
【YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCae9o1mmghAeXbg5digEHpw/featured
電話番号/047-48-4646