「ちいき新聞」が厳選した千葉県内の地元こだわり農家(※)から新鮮な農作物を届ける「ちいき新聞の直送おやさい」。
その契約農家さんに、農業にかける思いを聞きました。
※農薬・化学肥料の使用量を慣行栽培に比べ5割以上減らした農家さん
▶ 「ちいき新聞の直送おやさい」は、『ちいき新聞』が千葉県農家と千葉県民をつなぐ“千産千消”サービスです。webサイトはコチラ!
公開 2021/12/01(最終更新 2022/08/23)

編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
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鹿児島県出身。好きな言葉は「陽転思考」

自分を野菜に例えると?
トマト(夏の日を浴びて生き生き実る元気な感じ)
農業を始めたきっかけを教えてください。
農業の道に進んだのは、仕事で疲弊してうつを発症した方や、障害があって生きづらさを感じている人の自己実現を応援したい!という思いからです。
実家が農家だったこともあり、「無農薬の野菜作りで元気になれる」と実感。
2016年に一歩を踏み出しました。
30年以上無農薬で野菜作りに取り組んでいる「ちば風土の会」の寺内さんを紹介していただき、農業と福祉の連携という形でスタートしました。
実際に取り組んでみていかがでしたか?
大変なのは草の管理と虫の被害をできるだけ抑えること。
特に難しさを感じる野菜はアブラムシがつきやすいソラマメですね。
対策として、天敵のテントウムシを大量に投入したり、風通しの良い場所に植え、株と株との間を開けたりしています。
苦労もありますが、開始から丸4年たって、お客さまの喜びの声を聴けるようになったことはうれしいですね。

秋冬に食べてほしい野菜や調理法は?
スティックブロッコリーです。
スティックブロッコリーやサツマイモなどの秋冬野菜を使った豆乳のシチューがおすすめ。
豆乳なので少しさっぱりとしていて、かつ野菜のうまみも引き出されます。
秋冬野菜を使った豆乳のシチュー

作った野菜をどんなふうに味わってほしいですか?
旬の野菜を丹精込めて栽培しています。
有機JAS認証を受けた畑の土で作られた力強い野菜を食べることで、消費者の皆さまの健康につながることを願っています。
店頭などではなかなか見かけることの葉付き付きのニンジンなど、直送ならではの新鮮な野菜をぜひ、五感で味わっていただきたいと思っています。

将来の夢は?
当面の目標は、栽培方法にこだわった野菜を使ったコミュニティーカフェを作ること。
さらに将来はその夢を広げ、障害の有無にかかわらず多様な人が、地域でお互いの良さを生かして生活できる場づくりをしていきたいと思っています。
【千葉県限定】ちいき新聞の直送おやさい
生産方法にこだわった産直品(※)を定期的に宅配し、千葉県の生産者と消費者をつなぐ“千産千消”サービス。
どの農家から届くかは毎回のお楽しみ♪
※農薬・化学肥料の使用量を慣行栽培に比べ5割以上減らして作られた農産物
※お問い合わせ/ 0120-034-366