駅伝の伝統校である順天堂大学。

その練習拠点を印西市内に置く、陸上競技部・男子駅伝チームの胸に、市の名前が刻まれたロゴが入ることになりました。

出雲駅伝、全日本大学駅伝、そして箱根駅伝で、印西市が全国的に注目されることになります。

順天堂大学 陸上競技部 男子駅伝チーム
左から伊豫田達弥、野村優作、牧瀬圭斗、三浦龍司、四釜峻佑の各選手

公開 2021/12/18(最終更新 2023/02/03)

ソバ

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大手新聞社の記者を続け、定年延長も終わったので、地域の話題を取材したいと、地域新聞様にお世話になっています。明るく、楽しく、為になる話題を少しでも分りやすく紹介したいとネタ探しの日々です。子どもの頃から麺類が好きなのでペンネームにしました。

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いんザイ君が右胸に 全国にアピール

ロゴマークは縦5センチ、横8センチ。

ユニホームシャツの正面に校章、その右上の目立つ場所に配置し、パンツにも付けられます。

印西市の文字の隣には市のマスコットキャラクター「いんザイ君」が描かれ、その上に「住みよさ実感都市」、下に「ずっとこのまちいんざいで」というキャッチフレーズが。

動物のサイをモチーフにしたいんザイ君の尻尾にはコスモスの花が咲き、手には「印」の文字が入った印鑑を持ち、愛らしく印西市をアピールします。

順天堂大学 陸上競技部 男子駅伝チーム
印西市ロゴマーク

同市シティプロモーション課の担当者は「全国の方に印西市の名前を知ってもらい、イメージアップにつなげたい。知ってもらい、来てもらい、そして、住んでもらいたい」と意欲的です。

同市は都心まで電車で約1時間、大型ショッピングセンターがある他、自然も豊かであることなどから、住みよさランキングで長く1位となっています。

市内には同大学のさくらキャンパスがあり、スポーツ健康科学部が置かれています。

2014年1月に同大と印西市は連携協定を締結し、教育・文化・健康福祉・まちづくりなどの分野で相互協力し、地域の発展と人材育成に取り組んできました。

今回もその一環です。

順天堂大学 陸上競技部 男子駅伝チーム
ロゴが入ったユニホーム

ロゴに誓いを。活躍で恩返ししたい

出雲駅伝は10月10日に島根県内で実施され、順大は10位。

全日本大学駅伝は11月7日に愛知、三重県内のコースで行われ、順大は3位。

そして箱根駅伝は新年1月2、3日に東京〜箱根間往復で行われる予定で、今年夏の東京オリンピックにおいて陸上競技3000メートル障害で7位に入賞した、三浦龍司選手も駅伝チームのメンバー。

陸上競技部長距離ブロックの長門俊介監督は「板倉正直市長や多くの市民の皆さまが声援を送ってくださり、チームも後押しされてきました。市の名前を全国に広げて恩返しし、これまで以上の応援を頂けるような成果を挙げたい。ロゴが目立つような活躍をしたい」と語ります。

いんザイ君の伴走で、市の期待を一身に受ける順天堂大学。

箱根駅伝での活躍を、みんなで応援したいです。