鎌ケ谷市立道野辺小学校のドッジボールチーム「道小DBルーラーズ」が、1月に開催された「第31回春の全国小学生ドッジボール選手権千葉県大会」で2連覇を果たしました。

【鎌ケ谷市】2連覇!ドッジボールチーム「道小DBルーラーズ」
「道小DBルーラーズ」の皆さん

公開 2022/03/24(最終更新 2022/03/18)

シュンシュン

シュンシュン

1983年生まれ。文章を書くこと、絵を描くことが好き。人生の半分以上を千葉県船橋市で過ごす。ライターデビューも「ちいき新聞」。「何かとご縁があるこの土地をもっとよく知りたい!」という思いで活動中。Instagram/@shun_shun_2017

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コロナ禍の自主トレーニングが実を結ぶ

「コロナ禍で練習時間や場所に制限があったが、チームで工夫して乗り切った」。

そう話すのは「道小DBルーラーズ」の代表監督・内山さん。

コロナ禍で思うように体育館で練習ができない中、「公園などに集まってミーティングを行ったり、部員それぞれで自主的にトレーニング方法を考えた」と話します。

日本ドッジボール協会が規定する大会ルールは「試合時間5分。12人対12人。試合終了時点で内野にいる人数が多いチームが戦勝」。

「道小DBルーラーズ」はこの5分のために、学校外でもできる地道な走り込みや体幹トレーニングを徹底しました。

【鎌ケ谷市】2連覇!ドッジボールチーム「道小DBルーラーズ」
全国大会へ向けた練習風景

また「試合中チーム内で長い時間ボールを保持すること」を目標として共有。

一致団結して勝利にこだわりました。

コロナ禍で芽生えた感謝の気持ち

「道小DBルーラーズ」は2001年に結成されました。

当時の一人の生徒の「ドッジボールの大会に出たい」という希望がPTAなどに伝えられたことから作られたチーム。

大人主導でできたチームではないからこそ、部員たちの熱意も高いのだといいます。

またコロナ禍で、部員一人一人に「感謝の気持ち」も芽生えました。

体育館を使用できること、保護者の支えがあること、ドッジボールができることの一つ一つに感謝し、そのお礼の気持ちとして校庭や校内の掃除などを率先して行っています。

「道小DBルーラーズは品格も備わったチームであることを心掛けている」と内山さん。

【鎌ケ谷市】2連覇!ドッジボールチーム「道小DBルーラーズ」

千葉県代表として胸を張って挑む

3月27日に広島県で開催される「第31回春の全国小学生ドッジボール選手権全国大会」では計47チームが参加します。

「道小DBルーラーズ」は3度目の全国大会出場。

チームのキャプテン内山翔斗さんは「サポートしてくれた皆さんに感謝し、胸を張って挑みたい」と意気込みを語ってくれました。

その活躍に注目です。

【鎌ケ谷市】2連覇!ドッジボールチーム「道小DBルーラーズ」

【鎌ケ谷市】2連覇!ドッジボールチーム「道小DBルーラーズ」
「第31回春の全国小学生ドッジボール選手権千葉県大会」優勝時。キャプテンの内山翔斗さんと代表監督の内山さん(右)