取手交響吹奏楽団の20周年を記念する演奏会が6月12日(日)に取手市民会館大ホールで開かれます。
公開 2022/06/04(最終更新 2022/06/02)

閑(ひ ま)
編集&記者。佐倉市在住。閑と書いてひまです。休日は引きこもりの完全インドア派ですがロッキンは毎年全通します。運動は歩くのが限界です。★Twitter★@chiiki_hima
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創立20年を迎え、記念公演となる本年の演奏会は、団員たちにとって思い出深い曲やこれまでの演奏会で反響の大きかった曲を中心に編成。
非常に困難でありながら吹奏楽を代表する曲ともいわれるアルフレッド・リード作曲の「アルメニアン・ダンスパートⅠ」、葛飾北斎の富嶽三十六景からインスピレーションを受け真島俊夫が作曲した「Mont Fuji(富士山)〜北斎の版画に触発されて〜」、江原大介が2011年に作曲した現代曲「追憶」の他、聞き手にとっても懐かしく楽しめる「ジャパニーズ・グラフィティXⅦ 美空ひばりメドレー」などポップスも含めた、さまざまな吹奏楽の響きが荒張健司さんと郷恵子さんの指揮によって演奏されます。

OBOGから広がる吹奏楽の輪
同団は2001年に、県立取手松陽高校の卒業生を中心に発足。
団長の荒張さんは同校の1期生で、大学卒業後は教師として取手松陽高校に勤めます。
現在は卒業生に限らず入団を受け入れ、約90人のメンバーが在籍。
千葉県や埼玉県、東京都から通うメンバーもおり、高校生から60代まで幅広い年代が共にハーモニーを奏でています。

普段は取手福祉会館で合奏練習を実施していますが、50人近くが集まるので緊急事態宣言やまん延防止期間中はやむなく活動を休止。
活動再開の判断も非常に難しいものでした。
昨年夏に行われた吹奏楽コンクールも録音での出場となりましたが、念願の金賞を受賞し初の県代表に推薦されました。
今は演奏会に向け、人数が多いからこそバランスを大事に一つ一つの基礎練習を丁寧に重ねます。
じめじめと雨雲に覆われる日も多い梅雨の季節、吹奏楽の空まで突き抜けるような音色を聞きに行ってみては。
日時/6月12日(日)午後2時開演(午後1時開場)
場所/取手市民会館大ホール
住所/茨城県取手市東1-1-5
料金/無料 ※要入場整理券
問い合わせ/取手交響吹奏楽団事務局
電話/080-6022-0999
メール/torikyo@hotmail.co.jp
入場券申し込みフォームはコチラ
https://teket.jp/2036/8069