ブラジル大好き!な人たちが集まる「太陽の友達の会」。

現在はポルトガル語講座が中心ですが、コロナ禍以前は、BBQやサンバ・料理教室など、数々の熱いイベントを開催してきました。

太陽の友達の会
Bon dia!(ボンジーア)

公開 2022/06/02(最終更新 2022/06/01)

海

兵庫県出身、市原市在住の主婦ライター。「こんなジブリグッズがあったらいいな」なんて想像を娘と延々と話している時間が楽しい。踊ることが好き。体は硬いけど。

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交流が始まったのは四十数年前

同会発足のきっかけは1979年、袖ケ浦市とブラジルのイタジャイ市との姉妹都市提携。

イタジャイ市はサンパウロの南西に位置し、袖ケ浦市と同様に森と海があります。

公式相互訪問を24回行い、延べ246人が互いの国を行き来しました。

その際、「現地の言葉で会話したい」と、ポルトガル語講座がスタート。

そして、より広く交流するため、1992年に同会が発足しました。

語学講座以外に、シュハスコ(ブラジル式BBQ)や料理教室、歌とダンスで盛り上がるクリスマス会など、現地の暮らしや風物を肌で感じられるイベントを通じ、近隣在住のブラジル人と交流してきました。

通常会員は10人ほどですが、イベント時には100人くらい集まることも。

太陽の友達の会
クリスマス会でサンバ♪

笑顔あふれるポルトガル語講座

「ボンジーア!(おはよう)」

笑顔であいさつしながらポルトガル講座の教室に入ってくる会員の皆さん。

レッスンで、日系ブラジル人のルシーラ先生が、ブラジルのどこが好きかを尋ねると「気さくな人柄と、大きくてじっくり焼いたソーセージ!」など、身ぶり手ぶりを交えながらポルトガル語で答えます。

時折、日本語が交じるのもご愛嬌。

笑い声が絶えない、まさに太陽のように明るい教室です。

太陽の友達の会
ルシーラ先生
太陽の友達の会
笑い声の絶えないポルトガル語講座

事務局の桑嶋周次さんは、製鉄技術者現役時代に仕事でブラジルへ渡りました。

「ブラジルの人間性が好き。とても陽気で、友達になれば、家族同様に親しく接してくれる」と楽しそうに話します。

20年前に入会し、ブラジルを訪れることを夢見て貯金しているという女性は「ポルトガル語はまだまだ分かっていないけれど、ここに来ると元気がもらえる」とにっこり。

今後は状況によりイベントを少しずつ再開しますが、それまではオンラインでの交流を試す予定。

四十数年を超える袖ケ浦市でのブラジル人との交流。

そこには、平和への思いも託されています。

ポルトガル語初級・会話講座
日時/毎月第3木曜日午前10時~午前11時半
場所/袖ケ浦市民会館
住所/千葉県袖ケ浦市坂戸市場1566
料金/年会費1,000円 月会費1,000円(講座は月1回)
問い合わせ
TEL/090-1661-0628 奈須
メール/tigresantosfilho@jcom.home.ne.jp 桑嶋