2007年年4月に開設された千葉市若葉区のプレーパーク「子どもたちの森公園」は今年15周年を迎えます。

昨年は千葉市都市文化賞景観まちづくり部門で優秀賞も受賞しました。

「子どもたちの森公園」15歳の誕生日会【千葉市若葉区】
誕生日会の様子

公開 2022/06/12(最終更新 2022/06/09)

まきろん

まきろん

千葉市生まれの千葉市育ち。数回引っ越すも、全て千葉市内。現在は自然豊かな土地に腰を落ち着け、試行錯誤しながらのんびりさんを子育て中。好きなものはスイーツとお酒。2.5次元に活力を貰っています。

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「自分の責任で自由に遊ぶ」がモットー

「子どもたちの森公園」が開設当初から変わらず大切にしているのは、子どもが主役であること、自分の力で工夫して遊ぶこと。

自然豊かな場所で、たき火や遊具作り、穴を掘ってプールを作るなど、ダイナミックな遊びが行われています。

子どもたちの目線に立ち、見守るプレイワーカーの相澤さんは、「新型コロナウイルスの流行で、一時期来園者は減ったものの、最近は公園に遊びに来る人が増えている。今までプレーパークを行き先に選んでいなかった人も屋外で遊べる場を調べ、わざわざ遊びに来てくれている」と感じているそう。

15周年の誕生日会が行われていたこの日も、初めて来たという子を含め、常連さんや近所のお年寄りなど、多くの人でにぎわいを見せていました。

「子どもたちの森公園」15歳の誕生日会【千葉市若葉区】
参加者の様子

大人も子どもも遊び、友達になれる。

15周年の準備は幼少期から公園で遊び育った20歳前後の人を中心に半年前から月に2回集まって話を進め、新しい遊具作りやポスター作りを行いました。

司会は、近所に住み週4回通っているれい君と、船橋市から週2回通っているみうちゃん(共に小学5年生)。

「子どもたちの森公園」15歳の誕生日会【千葉市若葉区】
司会の2人

出店するお店は地域のボランティアスタッフとプレイワーカーが運営。

皆で力を合わせて一つのイベントを作り上げました。

また、この日はタイムカプセル掘りも行われ、5年前のタイムカプセルが掘り当てられた際には歓声が上がっていました。

相澤さんは、「この先、5年後10年後もこの遊び場を残し、今遊びに来ている子どもたちが高校生や大人になっても来てほしい。親になった時には、子どもを連れて行きたいと思うような体験をしてほしい」と語ります。

「子どもたちの森公園」15歳の誕生日会【千葉市若葉区】
タイムカプセル発見?!

「子どもたちの森公園」は千葉市と地域住民を中心としたNPO法人が協働運営していて、多世代が交われる場。地域の中で、子どもと一緒に大人も公園も育っていきます。

「今後も続けていけるようにプレーパークやプレイワーカーという名称を認知してもらい、子どもに遊びが必要なことを伝えていきたい」と続けました。

子どもたちの森公園
休園日/水・木曜
※お盆・年末年始に特別休園あり。詳細はHPなどを参照
開園時間/午前10時~午後5時
場所/千葉県千葉市若葉区源町541-4
料金/無料
問い合わせ/043-254-2328 
HP/http://pew.or.jp/