水道水が直接飲める国は、実は世界でも日本を含め、数えるほどしかありません。
蛇口から水が飲めるのはとても幸運なことなのです。

公開 2022/06/21(最終更新 2022/06/21)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
記事一覧へ水道水をおいしく飲めるように
千葉県営水道では2006年度からおいしい水づくりを推進、2021年から「安全・おいしい水プロジェクト2021-2025」を実施しています。
これは各家庭に安全でおいしい水道水を届け、安心して、快く使ってもらうように水道水の満足度の向上を図ろうとするもの。
技術的な取り組みとしては、水源の水質を監視するため定期的な水質調査を行い、水源の水質に応じた的確な浄水処理を実施。
また、高度浄水処理も導入して、より安全でおいしい水づくりを目指しています。
また、本プロジェクトでは国の定めた基準よりさらに厳しい水質目標を設定、水道水の水質の常時監視も行っています。
一方、水道使用者に安全でおいしい水道水を知ってもらおうと、さまざまな機会を提供しています。
その一つ「水質検査体験」は、参加者(300人程度)に簡易水質検査キットを配布し、自宅の水道水の水質を実際に体験するイベントで毎年8月に開催しています。

「水道出前講座」は、水道水のことを楽しく学んでもらう無料の出前講座。
参加者は「安全でおいしい水はどうやってできているのかな」「浄水処理実験のデモンストレーション」「水のおいしいクイズにチャレンジしよう」といったテーマの下に体験学習します。
給水区域内の小学生(主に小学4年生)や一般のグループ(30〜40人程度)が対象。
人数が多い場合は1日に2回の開催も可能です。

その他、冬休み期間には水道水に関する問題に挑戦できる「おいしい水検定」(500人程度)も開催されます。
対象区域など、詳しくはホームページで確認を。
使った水を汚さないようにする工夫も
川や沼から取り入れた水は浄水場できれいにして各家庭に届けられています。
そして私たち一人一人もその水道水を大事に使い、油やごみを流しに捨てないようにすることが、地球環境を守るのにも必要なことだと認識するのが大切です。
対象区域など詳細はこちら
http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/keikaku/oishii2/index.html
※問い合わせ
メール/oishii-w@mz.pref.chiba.lg.jp
千葉県企業局水道部計画課 おいしい水づくり推進班
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