圧巻の群舞で見ている人を魅了する「よさこい」。
もっと知りたいよさこいの魅力について「CHI よREN 北天魁」のメンバーに教えてもらいました。
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公開 2022/08/02(最終更新 2022/08/01)

「よさこい」とは?
鳴子を手に持って踊る演舞
1954年に戦後復興を掲げて高知県でスタートした「よさこい祭り」。
以後全国に広まり各地によさこいチームが誕生しました。
「よさこい」の定義は、(1)鳴子を持って踊ること (2)民謡を用いることの2つが一般的ですが、千葉で開催されるイベント「ちばYOSAKOI」では、(1)のみをルールとしており、各チームが曲や衣装、メークなど一つ一つにこだわり演舞をします。
趣向を凝らした振り付け、旗や花笠などの小道具を用いて観客の目を楽しませています。
「よさこい」の魅力は?
幅広い年齢のメンバーが一体に!
なんといっても迫力満点の演舞。
大人数で一つの踊りを作り上げるのは「よさこい」ならでは。
「CHIよREN北天魁」は、現在100人ほどが在籍しています。
大学生を中心に、下は中学生、上は60代までと幅広い年齢の人が参加しており、どの年代でも楽しめるという点も特徴です。
また、発表の場はもちろん、「これだけの人数が一つの目標に向かって力を合わせるということが素晴らしい」と同チーム代表の金崎勉さんが話すように、学生や社会人、シニア世代などさまざまなバックグラウンドを持った人たちとの交流を通じて、人としての学びや気づきを得られることも魅力といえます。
衣装の秘密を教えて!
工夫を凝らして見る人に驚きを
見どころの一つが演舞中に見せる「衣装替え」。
例えば、黒地のシックな衣装から華やかなグリーン×イエローの衣装へあっという間に様変わりして、見ている人を驚かせます。

メンバーに話を聞くと、「毎年踊りのテーマを決める際にそれに合わせて衣装もオーダーメードしています。衣装替えは、観客の皆さんに楽しんでいただきたくて毎回入れるようにしています」とのこと。
実際の着用方法を教えてもらいました。
「色違いの衣装を2枚着ています。その際、下に着ている衣装が袖や裾から見えてしまうと驚きも半減してしまうので(笑)、気を付けています」
NPO法人千葉よさこい連絡協議会を母体としたよさこいチームCHIよREN北天魁。名前の「北天魁」は「北の天(空)のもと、千葉の魁となって舞う」 という思いが込められています。代表の金崎勉さんは、毎年6月上旬に札幌市で行われているYOSAKOIソーラン祭りの演舞を見て感動し、地元千葉県でもよさこいを広めたいと考えるように。早速NPO法人を立ち上げ、2001年にCHIよREN北天魁は誕生します。当時県内であまり知られていなかったよさこいですが、今では40チームほどが活動し、今年のYOSAKOIソーラン祭りにも数チームが出場。幅広い年代のメンバーが1つの目標に向かうよさこいの魅力を発信中です。
「CHIよREN北天魁」
HP/http://chibayosakoi.com/www.chibayosakoi.com/hokutenkai
TEL/080(3210)9856 代表金崎
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