船橋市習志野台を拠点に関東圏のお祭りやイベントなどで活躍する、よさこい「元気舞心(げんきまいしん)」。
7月上旬に初開催された「エビスきたなら祭り」にも登場、華やかに盛り上げました。
公開 2022/08/19(最終更新 2023/09/01)

子どもも大人もみんな笑顔で踊ろう
7月、蒸し暑い夕暮れ。
船橋市習志野台の公民館では元気舞心のメンバーがにぎやかに和やかに、練習に汗を流していました。

総勢19人。
0歳から60歳代と幅広い世代が共に笑い、共に舞います。
結成時は大人だけのチームでしたが、恋人同士が結婚し子どもが生まれ、現在のようなファミリーチームになりました。
自身も40代半ばでよさこいを始めたという代表の森雅美さんは「当初は3年くらいでやめようと思っていました」と明かしてくれました。
ですが、ストレッチや体幹トレーニングを通して、普段あまり動かさない筋肉を鍛えるうちに体調の改善を実感、「15年続いています」と朗らかに笑います。
子どもから大人までが集うチームだからこそ、基礎の体づくりを大切にしています。
楽しさと華やかさを舞に乗せて届ける
元気舞心では全国の「総踊り」をアレンジし、踊り手も観客も笑顔になれるパフォーマンスを目指しています。
総踊りとは、各チーム独自の演舞とは別に、チームを超えて誰もが参加し一緒に楽しめるもの。
9月に茨城県神栖市で3年ぶりに開催されるパレードでは「日本全国福の神」という総踊りを披露します。

「コロナ禍の影響が色濃く残る中、みんなで笑って楽しく踊って、福を届けたい」と森さん。
注目したいのは、目まぐるしく変化する隊形(立ち位置)の美しさと、乱舞で見せる弾けるようなエネルギー。
歌と掛け声、ほとばしる笑顔。
自由の中に規律が映えます。
動きに合わせて翻る衣装も実に華やかです。

「普段『真面目』な皆が、よさこいの時間だけは伸び伸びとエネルギーを全面に出せるのが大事」と森さんが話すように、練習中のメンバーたちには笑いが絶えません。
「仲間が増えて、いつか北習志野でよさこい祭りを開催したい」という大きな夢も。
地域に根差す家族ぐるみのチームの活躍に注目していきたいですね。
※問い合わせ
TEL/090-1796-3924
森
元気舞心インスタグラム/@genmai_yosakoi