佐倉市内の子ども食堂や地域食堂13団体で構成された「さくらあったか食堂ネットワーク」。

8月27日(土)には楽しい子ども祭りも予定されています。

さくらあったか食堂
みんなで食べるとおいしいね

公開 2022/08/22(最終更新 2022/08/23)

鴨見流留

鴨見流留

趣味 お料理・サイクリング・イラスト・DTM・ビーチクリーン・映画鑑賞 … などなど 千葉県八千代市在住 Twitter/@kamomi_ruru

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子どもたちへの思いに共感する団体で結成

「食を通じて子どもたちが地域の大人たちと出会い触れ合える場づくりを」との思いに共感する8団体が集まり、2019年9月30日に立ち上がった「さくらあったか食堂ネットワーク」。

さくらあったか食堂
子ども食堂のお弁当

お互いが緩やかにつながり、子ども食堂を始めたい人への支援や相談窓口をはじめ、食材・人材・寄付の受け皿になったり、情報交換やスキルアップ研修を行ったり。

そして対外的な窓口・広報などの活動を続け、現在では13団体が所属します。

ネットワークの強さと大切さ

「子ども食堂や地域食堂は、共に温かいご飯を食べられる場所であり、誰もが安心して過ごせる居場所です。また世代を超えた交流の場でもあります」

そう語るのは、同ネットワーク代表の小林眞智子さん。

さくらあったか食堂
小林眞智子さん/ごはんでつながる仲間たち〜 さくらあったか食堂ネットワーク代表(ねっこ食堂)・佐倉市民生委員児童委員協議会 会長

 コロナ禍で公民館などが使えなくなった時も、横のつながりのおかげで他団体の利用可能な場所で開催し、助け合いながら活動を継続することができました。

また、フェイスブックで子育て家庭へ献立や相談窓口などの情報を発信し、地域の親子とつながってきました。

やがて市の広報に取り上げられ、協力・協賛の企業も現れました。

誰もが参加し楽しめるお祭りを目指して

8月27日、同ネットワーク主催で、その関連団体も参加し、子ども祭りが開催されます。

さくらあったか食堂
ヨーヨー釣りも待ってるよ

お祭りには、じゃばら段ボールのまちづくり・プラバンづくり・輪投げ・駄菓子屋さん・バルーンアートにスライムづくりなど、お楽しみが盛りだくさん。

さくらあったか食堂
じゃばらダンボールのまちをつくってみよう!
さくらあったか食堂
プラバンづくりに挑戦!
バルーンアート
バルーンアートでふわふわ気分

子ども食堂・地域食堂に関する情報コーナーや、ママたちがちょっとゆっくりできるハンドメイド横丁にはアクセサリーやバッグの作品が販売されます。

さくらあったか食堂
ハンドメイド横丁でアクセサリやバッグを眺めて…ママもちょっとひと休み

「今でも一部には、子ども食堂や地域食堂は貧困な人が利用するという誤解があるようですが、今回のイベントを通じて子ども食堂・地域食堂をより身近に感じてほしい。そして利用してみたい、手伝ってみたい、立ち上げたいという方が一人でも多く現れてほしい」と小林さん。

スムージー
スムージーも販売予定

夏の終わりに、親子で楽しめる子ども祭り。

遊びを通して子ども食堂・地域食堂を知る良い機会になりそうです。

さくらあったか食堂

<あそびの広場2022夏>
日時/8月27日(土) 午前10時~午後3時
場所/イオンタウンユーカリが丘西街区1階さくらの広場
住所/千葉県佐倉市佐倉市西ユーカリが丘6-12-3
料金/入場無料  ※各アトラクションは無料~200円程度(ハンドメイド横丁を除く)
予約/事前予約なし。当日先着順。
問い合わせ/さくらあったか食堂LINE公式アカウント