2021年から実施されている「JR木更津駅階段アート」が、7月からテーマを「夏」に衣替え。
西口駅階段を鮮やかに彩り、人々の目を楽しませています。

公開 2022/08/28(最終更新 2022/08/26)

花
48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/
記事一覧へ冬・春に続く第3弾初の公募で選ばれる
木更津駅階段アートは「駅周辺ににぎわいを作り、道ゆく人に和んでもらいたい」と(一社)まちづくり木更津を主体に昨年12月から行われています。
第1弾は「冬」をテーマに、画家のikuiroさんがデザインを担当、アート活動を行う市民団体アートオブダイアログ協力の下、西口階段の作品を制作しました。

「春」がテーマの第2弾は、市内高校・高専の美術部と連携して制作。
東口階段2カ所を木更津総合高校と木更津東高校が、西口階段を木更津高専が担当しました。

第3弾となる今回は「夏」をテーマに、初の試みとして作品を一般公募。
寄せられた24作品の中から、ペンネーム「山崎」さんのラムネをデザインした作品「しゅわ〜」が選ばれ、現在駅西口階段を彩っています。
駅階段アートを見た市民からは「駅が明るくなった」「癒やされる」などの反響があったといいます。
涼しげなラムネのイラストに込めた願い
作者の山崎さんは美術学校の学生。涼しげなラムネのデザインは、テーマからすぐに決まったそうで「見た人の水分補給につながったら」と作品に込めた思いを話します。

写真と見まごうイラストは、自分で撮った写真を見ながらパソコンで描いたもの。
瓶の透明感にこだわったといいます。
7月15日、まちづくり木更津スタッフらにより、駅階段アートのイラスト貼り替え作業が行われました。

作業に立ち会った山崎さんは完成した作品を見て「こんなに大きく飾ってもらえて感激です。自分の作品じゃないような不思議な気持ち。階段途中に立って『瓶の中に入ったよ〜』のように楽しんでもらえたらうれしいです」と感無量な様子でした。
今回の作品は9月末まで公開する予定。
駅階段アートは定期的にデザインを変え、今後も継続されるといいます。
電話/0438-38-6430(一社)まちづくり木更津