5月に松戸にオープンした「まちかどアトリエNeiro」は、子育て中の人々が集えるアトリエです。

白木の積み木遊びが楽しめる「積み木と絵本のひろば」が開かれています。

松戸まちかどアトリエNeiro
積み木の家

公開 2022/09/04(最終更新 2022/08/31)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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きっかけは子どもの積み木遊び

同ひろばは親子でくつろげる居場所。

開かれているのは毎週火・金と不定期で土・日の正午から午後6時まで。

たくさんの白木の積み木と50冊ほどの絵本があり、自由に遊ぶことができます。

松戸まちかどアトリエNeiro
まちかどアトリエNeiro

子どもが遊んでいる間、保護者はお茶を飲みながらゆっくりと過ごせます。

主宰している日置ひとみさんは保育士で2児の母です。

積み木との出会いは7年前。

子どもが積み木遊びに夢中になったことをきっかけに、知識を深めたいと童具共育アドバイザーの資格を取得しました。

松戸まちかどアトリエNeiro
積み木で遊ぶ男の子

今まで月に1、2回地域で積み木のワークショップを開催してきました。

積み木の魅力について「子どもが主体的に遊べ、集中力、想像力などが育まれます。もっと多くの子どもたちに積み木の楽しさを知ってほしいですね」と話します。

保護者が立ち寄れる場所を作りたかった

松戸市の子育てひろばの対象年齢は0歳から3歳までですが、こちらは小学生親子や親一人でも利用が可能です。

松戸まちかどアトリエNeiro
想像力でさまざまな形に

日置さんは保護者と話をするうち、子育てに悩んでいる人が多いと感じました。

そこで「積み木と絵本のひろば」の他に、保護者のための勉強会や講座、おしゃべり会なども「ひとさじサロン」として定期的に開催。

また、「発達障がいの子どもを持つ親の会」や「不登校、ホームスクーラー、行きしぶりの親の会」を毎月1回または隔月1回ほど開催し、情報交換やおしゃべりをしています。

「保護者が気軽に立ち寄り、話ができる身近な場所を作りたくて始めました。また、子育ての話や知識を蓄える場所が必要だと感じています」と日置さん。

「ひとさじサロン」の利用は1回500円(講師を呼ぶ場合は別料金)。

興味がある人は誰でも参加できます。

(取材・執筆/あやめ)

積み木と絵本のひろば

日時/火・金、土・日(不定期) 正午~午後6時
住所/千葉県松戸市松戸1117ビラ松濤2階C号室
料金/大人500円(飲み物付き)、子ども無料
対象/親子(親1人でも可)
問い合わせ
メール/mail@neirokirara.com 日置
ホームページ/https://neirokirara.com/