9月9日は救急の日。

これにちなみ9月10日に、もねの里モール駐車場で四街道市消防本部主催の救急フェア2022が予定されています。

救急フェア2022

公開 2022/09/03(最終更新 2022/09/02)

編集部 みんみん

編集部 みんみん

編集部所属 編集/ライター、千葉市在住。 コーヒーとハイボールとスポーツ観戦が好きです。 苦手なものは強風。

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考えてみよう 救急車の適正利用

救急の日にちなんで私たちが考えたいことの一つが、救急車の適正利用について。

現在四街道市では、4台の救急車を運用しています。

しかし、実情は軽症者で車両が出払うことが多く、重症者からの要請時に車両不足の事態に陥ることがあるとのこと。

これに備えて、県内各自治体では、近隣の必要とされる地域へ救急車が柔軟に対応できるように、相互協力をしているそうです。

しかし限られた車両数の中で市民が上手に利用していくためには、救急車を呼ぶ前に適正な要請かどうかを、各人が冷静になって考えることが大切です。

そこで活用したいのが、「救急安心電話相談(#7009)」。

これは、具合が悪くなり「医療機関を受診するか」「救急車を呼ぶか」迷った時に相談できる電話窓口で、原則として看護師が相談に応じ、必要な場合は医師に転送してくれます(※詳細は下記の囲み部分を参照のこと)。

救急フェア2022を通して救急啓発活動

救急フェアは、市民に対し家庭内事故の防止や応急手当の重要性などについて広報し、救急業務・救急医療に対しての理解と認識を深めることが目的となっています。

救急フェアでは、3つのブースが設けられ、幅広い年代が楽しく消防のことを学べます。

救急車内へ収容する様子
救急車内へ収容する様子

消防車や救急車内の見学・記念撮影ができる「消防・救急車両展示コーナー」、映像による心肺蘇生法・AEDの使用方法などが上映される「応急手当実施要領コーナー」、救急車の適正利用をはじめ救命講習案内などを呼びかける「広報コーナー」では、子ども向け消防おりがみも配布されます。

コロナ感染防止対策の搬送用アイソレーター装置
救急車に新たに配備! コロナ感染防止対策の搬送用アイソレーター装置

「救急車の適正利用は大切ですが、何かおかしいなと思ったら迷わず救急車を呼んでください」と警防課の担当者は話します。

救急フェアが、家族で救急医療について考える良い時間になりそうですね。 

救急フェア2022
日時/9月10日(土) 午前10時~正午
場所/もねの里モール駐車場
住所/千葉県四街道市もねの里6-10-1
※荒天時および新型コロナウイルス感染症の感染
 状況によっては中止になる場合があります

救急安心電話相談
相談時間/平日・土曜日 午後6時~翌朝6時
     日曜・祝日・年末年始・GW 午前9時~翌朝6時
電話番号/#7009(ダイヤル回線、IP 電話、光電話、PHSからかける場合は、TEL/03-6735-8305)小児の相談は、「#8000」を活用ください

問い合わせ
TEL/043-422-2493
四街道市消防本部警防課