同館のキャッチコピーは、「生まれる前から星になる前まで」。

赤ちゃんからシニアまでのさまざまな世代に、プラネタリウムに親しんでほしいという思いが詰まっています。

デジタル式プラネタリウム
2015年にリニューアルしたデジタル式プラネタリウムは、宇宙旅行も演出

公開 2022/10/01(最終更新 2023/02/17)

ふらりん

ふらりん

東京生まれ、白井市在住。派遣社員&音訳ボランティア&Webライターを兼業しています。白井(しろい)の良いところをたくさん伝えたいという思いで、ちいきライターになりました。愛犬の魅力もInstagramYouTubeで発信中。趣味:手話、手芸、お絵かき、フラワーアレンジメント

記事一覧へ

千葉県北西部はプラネタリウム密集地域

白井市のプラネタリウムは1994(平成6)年7月に設立。

当時、千葉県北西部はプラネタリウムが8館もある密集地域。

そのため、他との差別化が必要でした。

しかし、プラネタリウムは地域の特性を出しにくいといいます。

なぜなら、緯度による見え方の違いはありますが、どの地域や国でも、観察できる星はほぼ同じだからです。

どこでも誰でも、同じ星や星座について話すことができるということを、当館では「星が世界中の人々の共通語になる」と捉えました。

星の世界に人の一生をなぞらえた「生まれる前から星になる前まで」というキャッチコピーも設け、さまざまな世代が星に親しめるプログラムを作っています。

中でも、小さな子ども向けの「ひよこプラネタリウム」や大人向けの講演「ちょっと知りたい大人のための天文教室」はとても人気があります。

星空を楽しむ方法はあなた次第

同館の貸切プログラム、「あなただけのプラネタリウム」は、場所や日時を指定するだけで、世界中の過去や未来の星空を旅することができます。

投映2週間前までに予約して観る貸切プログラム
投映2週間前までに予約して観る貸切プログラム

また、「熟睡プラ寝たリウム」は、あえて寝ることを推奨したプログラム。

明石市立天文科学館が始めたもので、白井では毎年勤労感謝の日前後に開催しています。

コロナ流行前は、寝転んで観賞できるように畳席を用意しました。

星空に包み込まれるような没入感がたまらないといいます。

観望会で、気軽に宇宙を体感できる

天体観望会は、実際に天体を観測できるイベントです。

中でも「昼間の星を見る会」は、予約不要。

太陽のコロナや黒点、昼間の金星など、白井天文同好会の皆さんの協力によって観察を楽しむことができます。

昼間の星を見る会に参加する親子
昼間の星を見る会に参加する親子
望遠鏡を熱心にのぞき込む参加者
望遠鏡を熱心にのぞき込む参加者

白井のプラネタリウムは、あらゆるアプローチで宇宙を体感させてくれる場所。

星空への近道です。

イベント名/昼間の星を見る会(太陽黒点を見る会)※開催終了※
日時/10月8日(土) 雨天曇天中止 午前11時半~午後1時半
場所/白井市文化センター前庭
住所/千葉県白井市復1148-8
予約不要 参加費無料

問い合わせ
白井市文化センター プラネタリウム
TEL/047-492-1125
HP/https://www.center.shiroi.chiba.jp/planet/