今年4月、印西市で行われた「第6回千葉県トランポリン選手権大会・中学の部」で優勝を果たした小向奏名さん(スポーツクラブ「テン・フォーティー」所属)。

県内の強敵が集まる中、ノーミスの完璧な演技を披露。

トランポリン歴4年、2度目の挑戦で自身初優勝を手に入れました。

トランポリン小向奏名さん
祝優勝!小向奏名さん

公開 2022/10/20(最終更新 2023/09/01)

ちいき新聞ライター

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悔しさをバネに2度目の挑戦で初優勝!

トランポリン小向奏名さん
見事な開脚!高いジャンプで見ていると怖くなるほど

小向さんがトランポリンを始めたのは小学4年生の時。

知人の紹介で現在所属のクラブを訪れ、「楽しい!やってみたい」と思ったことがきっかけでした。

以来練習に励み、1年後には当大会に初出場。

「最初の挑戦の時は、思うような結果が出せず、すごく悔しい思いをしました。次回は絶対上を目指すぞ、と。コロナ禍で中止が続き3年ぶりの開催だったのですが、優勝できてすごくうれしいです」と満面の笑み。

コーチを務める柿原純子さんも「持ち味である安定した演技で素晴らしかったです。最後の着地が決まった瞬間、すごくほっとしました」と振り返ります。

練習は「きつい」よりも「楽しい」

現在の練習は週3回。

トランポリン小向奏名さん
指導者である柿原コーチ(右)と共に

練習で帰りが遅くなる日もあるとのことですが、「練習はきついというより、楽しい方が上です。技がうまく決まった時は最高にうれしいです」と語ります。

さらに今後の目標や夢について「もっと技を増やしたいです。そして、いつか目標とされる選手になりたいですね」と力強い一言。

取材中も次々と技を決め、素晴らしい演技を披露してくれた小向奏名さん。

トランポリン小向奏名さん
次々と素晴らしい技を決めていきます

中学2年生とは思えない立派な受け答えで夢を語る姿に、明るい未来が見えた気がしました。

(取材・執筆/しゃん)