10月16日、市川市内の小学校から集まった4年生~6年生約60人が秋の大町公園に集い、ウオークラリー(ゲーム・クイズ)やアスレチックをして交流を深めました。
公開 2022/11/08(最終更新 2023/02/17)

支えるスタッフも約40人の大所帯
コロナ禍以前は毎年夏休みに1泊2日のキャンプを行っていた「いちかわ子ども村」。
今回のような内容での開催は初めてです。
イベントの中止が続く中で、代わりに出来る事を考え、実現しました。
当日のスタッフは主催した市川市青少年相談員連絡協議会に加え、高校生や大学生のボランティアも。
各班6人程度の子どもに2人のスタッフ(班付きさん)が付きます。
自己紹介をし、呼び名を決め、互いを覚えるためにかくれんぼをします。

ここまででもう随分と打ち解けた様子。
班ごとに色分けされたバンダナを身に着け、ウオークラリーに出発です。
16カ所のポイントで課題をクリア
ポイントごとにクイズや課題が設けられています。

全員笑顔の集合写真を撮る課題、こども村の村長さんの名前を尋ねるクイズ、身ぶり手ぶりを見て言い当てるジェスチャーゲームなど内容はさまざま。
中には、「1分以内に私を笑わせて」という難題も。
なかやまきんに君のものまねをして笑わせ、クリアした班もありました。
道中、園内にいる昆虫や猫に気を取られてなかなか前に進まなかったり、班付きさんのカメラを借りて自ら写真を撮り始めたり。
今日初めて会ったメンバーなのに、互いに言いたい事を言い合ったり。
子どもたちが打ち解け合うスピードに驚き、大人にはまねできないなと感心しました。

子どもたちは底なしの体力の持ち主
昼食後は、大町公園に隣接するフィールドアスレチック「ありのみコース」で思い切り体を動かしました。

ここは森の中にある40種類のアスレチックに挑戦できる市内の人気スポットです。
時間が来るまで班の仲間と夢中で遊びました。
閉村式では、ウオークラリーで優勝した班にご褒美が。
毎回集合時間にはどの班よりも早く全員が集まっていたことが勝因かもしれません。
参加した4年生の栗崎琴莉(ことり)さんは、みんなと友達になりたいと思い参加。
「力を合わせて課題をクリアした所が楽しかった」と話してくれました。
20代の青少年相談員、阪口祐太さんは、高校1年生の時に初めてボランティアで参加して以来、参加し続けているといいます。
息の長いこの活動の素晴らしさを感じました。
来年度は1泊2日のキャンプが開催できる見通しとか。
活動を支える学生ボランティアの参加も大歓迎とのことなので、興味のある人は問い合わせてみては。
問い合わせ
TEL/047(383)9386
市川市教育委員会
学校地域連携推進課