船橋市中央図書館では、市民から寄せられた船橋の昔の写真をデジタル化し、ホームページ上で閲覧できるようにする取り組みを行っています。

船橋の昔を未来に伝える事業
昭和30年代の本町通り

公開 2022/11/05(最終更新 2022/11/04)

あっきー

あっきー

船橋市在住の三姉妹ママ。市内外にて、子どもや初心者が気軽に楽しめるバルーンアートを教えています。好きな言葉は「てきとう」。片栗粉の手触りが苦手。

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未来に伝えたい昭和の船橋市の姿

船橋の昔を未来に伝える事業
現在の本町通り

いまは中央図書館やスクランブル交差点となっている場所の昭和30年代の風景、古くから続く老舗のかつての姿、昔の面影を残す場所とそうでない場所…。

船橋市図書館のホームページには、主に昭和時代の船橋市の姿を写した写真が資料として公開されています。

選択した写真上で指やマウスを左右に動かすと写真が切り替わり、昔と今の風景を比較することができます。

船橋の昔を未来に伝える事業
昭和30年代 本町の和菓子店・廣瀨直船堂
船橋の昔を未来に伝える事業
現在も同じ場所で営業しています

これらの写真は、中央図書館が行っている「昔の船橋を未来に伝える事業」に対し、市民や本町通り商店街組合から寄せられたもの。

図書館が古い写真の提供を呼び掛けたところ、現在までに90枚近くの写真が集まったそうです。

船橋の昔を未来に伝える事業
昭和30年代 本町4丁目、東魁楼と森田呉服店

中央図書館館長の矢野誠一さんは、「図書館には市民の知の拠点、文化情報発信拠点という役割があります。船橋の昔の画像をデータ化して保存することで未来に伝えていきたい」と話しています。

郷土への興味につながるツールとして

デジタル化した古い写真の公開は、未来に残すことだけでなく、市民に船橋の歴史に興味を持ってもらい、情報収集のツールとして活用されることも目的としています。

昨年はこれらの写真を活用した小・中学生向けオンライン講座「船橋市の昔と今を伝える本町通り商店街の昔と今」を開催。

参加者からは「船橋の昔を知ることができとても楽しい時間でした。このような今と昔を知ることができる企画を、また実施してほしいです」との感想が寄せられました。

船橋の昔を未来に伝える事業
昭和30年代 本町3丁目、石井時計店

本年度の開催予定はありませんが、今後も同様の講座を企画していきたいと話します。

船橋の昔を未来に伝える事業昭和30年代 本町3丁目、千葉銀行

中央図書館では引き続き、図書館のホームページに掲載できる「船橋の昔を残す昭和の写真」を募集中。

写真の受付場所は中央図書館ですが、「遠方の方は電話でお問い合わせください」とのことです。

問い合わせ
電話/047-460-1311
場所/船橋市中央図書館
住所/千葉県船橋市本町4-38-28

\写真はこちらで公開中/
https://www.trc-funabashi.jp/photo/