ショッピングモールでのお楽しみといえば多彩なイベント。
日常の一ページを彩る催しの裏側にある、施設の思いを聞きました。
公開 2022/11/02(最終更新 2022/11/01)

行政や近隣の学生と連携して実施
買い物などを目的に日常的に訪れる場所だからこそ、ちょっとした楽しみを提供したい…そんな思いで、各ショッピングモールでは、さまざまな仕掛けをしています。
その一つがイベントの実施。
市原市にあるアリオ市原は、約70の専門店「アリオモール」とTOHOシネマズ、イトーヨーカドーからなるショッピングモール。

一日中遊べる多様性に満ちた空間と、地域の人たちが気軽に集まれる快適な場所づくりをコンセプトに、週末にはさまざまなイベントを実施しています。
地域に根差したショッピングモールは、コミュニケーションの場としての機能も大きいもの。
アリオ市原では、産・官・学・地域と連動した取り組みを積極的に実施。
展示会、音楽やダンスの発表会などは、参加者はもちろん、買い物に訪れた人も楽しめると好評です。
また、近隣を回遊しながら、地域の魅力に触れることができるスタンプラリーなど、市内各所と連携した地域振興イベントも数多く実施。
加えて、スポーツ体験会やプロスポーツ選手によるトークショーといった、スポーツ振興イベントにも力を入れています。
さらに、ファミリーに大人気の定番イベントとして、キャラクターショーやワークショップなども定期的に開催。
多岐にわたる内容で、日常の買い物だけでなく、さまざまな体験を提供しています。

地域のイベントが減った今だからこそ
また、アリオでは他の商業施設にはない面白い取り組みとして、擬人化プロジェクト「棚照結神」を展開しています。
全国のアリオをそれぞれの地域の特色を反映したキャクターに擬人化。
アリオと地域をつなぐシンボルキャラクターとしてイベントやPRなどに活用しているのだそう。

今後も感染症対策などの安全安心を第一に多種多様なイベントの開催を意気込む同施設。
「地域とともに成長し、協力しながら『まちづくり』のお役に立てる」そんなショッピングモールを目指しています。
コロナ禍で、地域でのイベントが減っていることからも、ショッピングモールでの催しは貴重な楽しみの場。
イベントを通して、住民同士の交流が生まれたり、郷土愛が育まれたり…。
人と地域をつなぐ大切な役割を担っているといえるでしょう。