コロナ禍で少し小さくなった白井市の芸術文化のあかり。

再び大きく輝くために、再生とあかりがテーマのイベントが開催されます。

公開 2022/11/17(最終更新 2023/02/17)

ふらりん

ふらりん

東京生まれ、白井市在住。派遣社員&音訳ボランティア&Webライターを兼業しています。白井(しろい)の良いところをたくさん伝えたいという思いで、ちいきライターになりました。愛犬の魅力もInstagramYouTubeで発信中。趣味:手話、手芸、お絵かき、フラワーアレンジメント

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コロナ禍で停滞した文化芸術活動の再開

祈りとともに、芸術文化のあかりが再びともる
祈りとともに、芸術文化のあかりが再びともる

「あかりアートフェスタ2022」は、再生と祈りがテーマのイベントです。

会場は白井市文化センター。

センター前広場に手作りの紙灯籠をともし、なし坊ホールでは演劇やダンス、演奏会などさまざまなステージパフォーマンスを予定しています。

キッチンカーの出店もあり、芸術とあかりアートそれぞれを、ゆったりと楽しんでもらえるように企画しています。

白井市文化団体協議会(以下、文団協)主催、共催はともしびの夕べ実行委員会。

文団協はこれまで、白井市の芸術文化の輪を広げるためにイベントを開催してきました。

しかし、一昨年、昨年とコロナ禍で開催を断念。

文団協の佐藤さんは、「失われた2年間で、いくつかの団体がなくなった。今、文化の火は消えかかっている。なんとしても、今年は開催したい。経済と同じように、文化活動は人として生きていく上で大事なものだと考えている」と述べ、強い決意で取り組んでいます。

「ともしびの夕べ」はこれまで、東日本大震災やその他大きな災害などの慰霊と、地域のつながりをテーマにして開催してきました。

文団協は、そのテーマや理念などに共感し、コラボレーションを持ち掛けたそうです。

子どもたちが作った紙灯籠が照らす夕べ

今回のテーマ「再生と祈り」は、大きな災害や、コロナ禍で傷ついた人々へのメッセージです。

「あかり」は、温かさ、希望、癒やしを象徴しています。

広場を照らすあかりオブジェは、「ともしびの夕べ」でおなじみの紙灯籠。

地域に関心や愛着を持ってもらうため、幼稚園や小・中学校の子どもたちの他、さまざまな人に作ってもらいました。

日の暮れた会場では、多くの人によって作られた小さな灯籠が並べられ、大きなあかりとなって輝きを放つことでしょう。

それは、人の絆を結ぶ「ともしび」として、忘れられない記憶になるかもしれません。

あかりアートフェスタ2022

あかりアートフェスタ2022
~再生と祈り~
日時/11月19日(土)午後4時10分開場、午後8時終了予定
●あかりアートフェスタイベント紹介
 午後4時30分
●あかりアート
 午後5時~午後8時
●ステージパフォーマンス
 午後5時25分
場所/白井市文化センター 前広場および なし坊ホール(大ホール)
住所/千葉県白井市復1148-8
予約不要 参加費無料

問い合わせ
メール/shiroi.bundankyo@gmail.com
白井市文化団体協議会