11月3日、守谷市役所の駐車場がサーキットになり、「もりや広報大使」を務めるレーシングドライバーの山野哲也さんを招き、「守谷市役所 1-DAYサーキット」が開催されました。
プロドライバーとして活躍する山野さんに、安全運転についてインタビューしました。
公開 2022/12/18(最終更新 2022/12/16)

守谷市役所がサーキットに大変身
「守谷市役所1-DAYサーキット」は市制施行20周年記念事業の一つで、3部構成で行われ、第1部は安全な運転を目指すレッスン「教えて山野哲也さん! 運転上手になろう!」、第2部は山野さんのデモ走行& トークショー、第3部は運転の正確さを競うJAF公認のモータースポーツ「全国一斉オートテスト in守谷」が開催されました。

第1部では、守谷市民20人が山野さんから安全で上手な運転技術を学び、急ブレーキのかけ方などの指導を受けました。
山野さんはアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)など車の性能を生かすことが大切と説明し、「緊急時には思い切りブレーキを踏んでほしい」と話しました。
その後、参加者はジグザグに走るスラロームや急カーブなどを通るコースを体験し、ブレーキングがうまくいく場合とうまくいかない場合の違いなどを体感しました。

トークショーでは「モータースポーツも日々の安全運転も同じ」と山野さん。
「車の性能を最高のパフォーマンスで操作することで、最大の安全運転につながります」と話しました。
今回のイベントを企画した市の担当者は「プロの方が技術をレクチャーしてくれるのはありがたい。とても貴重な機会になりました」と感謝を表しました。
山野哲也さんに聞く安全運転のポイント
日々の運転において私たちはどんな事に気を付けるべきでしょうか。
「車の運転は、認知→判断→操作の繰り返しだといわれていますが、認知してからの判断では操作が遅れてしまうこともあります。そのためには、「よく見ること」と「想像すること」が大切。脇道から人や車が出てくるのではないか、などの想像をしながら周りをよく見ることが、認知につながります」と山野さん。
最後に、守谷の好きな場所を伺うと、「『鳥のみち』が好きです」と笑顔で答えてくれました。(取材・執筆/ケロンヌ)
※問い合わせ
電話番号/0297-45-1111 守谷市役所