印西市本埜は、日本屈指の白鳥の飛来地として、毎年千羽を超える白鳥たちがやって来ます。

冬空に映える真っ白な白鳥たちに会いに行きませんか

公開 2022/12/29(最終更新 2024/01/19)

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60才直前にて、サラリーマン生活を卒業。今まで、ぼんやり夢見ていたことや、新しく興味を持ったことにもどんどん挑戦し、第2の人生を思いっきり満喫中の少年の心を持つ普通の親父です。

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今年の白鳥は、サービス精神旺盛!?

1992(平成4)年に、6羽の白鳥が舞い降りてから30年。

「本埜白鳥を守る会」の活動により、毎年多くの白鳥たちが訪れてくれるようになりました。

今年は、昨年を上回るペースで飛来しているとのことで、ピークとなる1月には千羽を超える白鳥を見ることができそうです。

一番の見どころは、大空を舞う姿。

特に夕日の中を群れで飛ぶ姿は、長年白鳥を見守っている同会会長の出山輝夫さんでも感動するそう。

朝に餌を求めて飛び立ち、夕方に戻ってくることが通常の行動ですが、出山さんによると「今年の白鳥たちは、サービス精神が旺盛のようで、暖かい昼間の時間も本埜白鳥の郷にいてくれる」のだとか。

今年は、例年より見学しやすそうです。

現地には同会メンバーが常駐しているので、白鳥の生態などの話が聞けます。

【印西市】白鳥がつなぐ人と地域の輪 「本埜白鳥の郷」
白鳥の郷に着水寸前の白鳥たち

白鳥がみんなをつなぐ

98(平成10 )年からは印西市立本埜第二小学校でも「白鳥を迎える会」の活動を始めました。

19年からは同校の統合に伴い市立本埜小学校が引き継ぎ、実行委員が中心となって校内の募金活動などを続けています。

得た寄付金は白鳥へのメッセージを書いた竹短冊や、活動で集まった穀物、野菜と一緒に守る会に。

お礼として会長から児童たちへメッセージが送られ、交流が生まれています。

また、本埜白鳥の郷では竹短冊を挟んで写真を撮る親子の姿が見られるなど、ここは白鳥がたくさんの活動をつなぐ場となっています。

【印西市】白鳥がつなぐ人と地域の輪 「本埜白鳥の郷」
毎年、美しい姿を見せてくる白鳥たち

ルールを守って見学しよう

本埜白鳥の郷は水田地帯の中にあります。

見学について同会では「駐車場はなく、農道に駐車可能ですが注意して止めましょう。犬や猫などペットは白鳥が嫌がるので車外に出さないでください。ごみのポイ捨ては絶対にやめましょう。安全衛生のため、見学通路から出ないで静かに見学しましょう。餌やりはできません」と案内しています。

守る会や地元の人たちが大きな愛情を持って築き上げた本埜白鳥の郷。

ルールを守り、楽しく見学しましょう。

本埜白鳥の郷
所在地/千葉県印西市笠神(旧本埜第二小付近)
電話番号/0476-97-1111 印西市本埜支所