1972(昭和47)年に印西地区消防組合が設立されて50年。
これを記念して同組合は、消火・救急・救助の訓練などを紹介する約20分の動画を制作しました。
普段、なかなか見る機会がない消防署内の様子も分かり、消防が身近に感じられます。
公開 2023/01/18(最終更新 2023/02/03)

ソバ
大手新聞社の記者を続け、定年延長も終わったので、地域の話題を取材したいと、地域新聞様にお世話になっています。明るく、楽しく、為になる話題を少しでも分りやすく紹介したいとネタ探しの日々です。子どもの頃から麺類が好きなのでペンネームにしました。
記事一覧へ社会科見学に代わり動画で紹介

印西地区消防組合は印西市牧の原にある消防本部・牧の原署をはじめ印西市・白井市の管轄区域に7カ所、消防署を配置しています。
設立当初の職員は26人、現在は283人が在職しています。
以前は小学生の社会科見学などを受け入れていましたが、コロナ禍でかなわなくなったことから、子どもたちにも分かりやすい動画を作ることに。
シナリオと出演を職員が担当し、撮影・編集は白井市在住の浪川喜一さん。
5人の職員が駆け足で集合し、「住民の安全と安心を目指して、いつ起こるか分からない災害に備えて訓練に励んでいます」と力強くあいさつするところから動画がスタートします。
職員の勤務体制と勇敢な横顔伝える

今回作成した動画では、消防署員のさまざまな業務や各種車両、消防署内の様子などが紹介されています。
消防署員は午前8時半に交替の24時間体制の勤務。
車両を点検し、次の勤務者に引き継ぎます。
119番の出動要請が入ると、一斉に署内のロッカーに向かい、約40秒で防火服に着替え消防車に乗り込みます。
管内には放水するポンプ車やビルの火災などに対応するはしご車など40台の消防車両が配備されています。
救急・救助の実践的な想定訓練

この動画では、食事を喉に詰まらせ、心肺停止状態となった傷病者を救急車に収容し、人工呼吸器を取り付けるといった救急活動想定訓練をはじめ、火事で逃げ遅れた人をはしごを使いベランダからロープでつるして下に降ろしたり、担架に乗せたけが人をロープを使ってビルの上に運んだりする救助訓練など、隊員たちが真っ向から訓練にぶつかる頼もしい様子がうかがえます。
豊田徳之消防長は近年多発する災害について触れ、「皆さまの暮らしを守るため、消防力の強化に努めます」と語っています。
最後に隊員らが「これまでも、今も、これからも、印西地区消防組合は皆さまの生活を守ります」と高らかに宣言して締めくくられるこの紹介動画は、印西地区消防組合のホームページで見られます。
\ 紹介動画はこちら!/
※問い合わせ
TEL/0476-46-4321
印西地区消防組合消防本部総務課