新松戸地区では小学生から中学生を対象にフードロスについても学べる料理教室を開催しています。

公開 2023/01/20(最終更新 2023/01/16)

自由に考えて作ってみよう
新松戸地区社会福祉協議会主催の「SDGs子どもクッキング」は、新松戸商店会の「中華按里」やビスコッティ専門店「ビナーシェ」、まつどフードバンクなどから提供された、廃棄直前や賞味期限が切れていてもまだ食べられる食材を使用しています。

参加した小中学生たちはグループごとに分かれ、その日に用意された食材を使ってどんな料理が作れるか考えます。
調理法も自由。
たくさんの材料を前にして真剣に考えこむ子や、テーブルに食材を山盛り持ってきたけれどレタスをざるいっぱいにちぎって終了時間となってしまった子、いろいろな調味料を入れてみたら思いがけずおいしくできた子と十人十色です。

参加した子どもたちからは、「食材を切るのは難しかったけれどおいしくできてよかった」と、限られた食材の大切さや、みんなで料理をする楽しさを体感していました。
食べることの大切さを知ってほしい
新松戸地区社会福祉協議会代表の木村久仁江さんは、「まだ食べられるのに廃棄されてしまう食材があることを知り、料理を作ることで食材への感謝の気持ちを持ったり、自分の家に無駄はないかと探したりするきっかけになったらうれしい」と話します。
イベントに参加したことで今まで食わず嫌いしていた野菜をモリモリ食べられるようになった子もいるのだとか。

参加にはLINEの友だち登録が必要。
LINEで開催の知らせや申し込みの案内が受け取れます。
最も身近な食育を通して、SDGsに取り組んでみては。(取材・執筆/ぽみぽみ)
日時/2月4日(土) 午前10時~午後1時
場所/新松戸市民センター2階調理室
住所/千葉県松戸市新松戸3-27-27
料金/50円(保険料)
対象/小学1年生~中学3年生
定員/9人
問い合わせ/LINEで受け付け
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=254pfrpz