昨年12月、ドッジボールのワールドカップがエジプトのカイロで開かれました。
公開 2023/01/24(最終更新 2023/02/17)

5個のボールが飛び交うW杯ルール
アジア予選を勝ち抜いた日本は今大会が初出場。
昨年初めて日本代表メンバーとなった吉村匠海さんは、出場に先立ち12月13日に船橋市役所を訪ね、松戸徹市長の激励を受けました。

内外野に分かれ1個のボールを当て合う「ドッジボール」は日本でおなじみのスポーツですが、ワールドカップはルールが違います。
ボールは5個。
外野はなく6人対6人で当て合います。
世界ではこの「マルチドッジボール」が主流です。
選手の駆け引き、目まぐるしく入れ替わる攻守、全力で投げられる球の行方から目が離せません。
目指すは世界一 少年の頃の夢再び
吉村さんがドッジボールをしていたのは主に小学2年生から6年生まで。
船橋のジュニアドッジボールチーム「グリーン飯山満」に所属していました。
その後は他のさまざまなスポーツに打ち込み、ドッジボールは呼ばれてたまにプレーをするくらい。
それでも小学校時代からの知り合いの篠原謙生選手に誘われて受けた代表選考会で見事合格、代表チームの一員となりました。
「自分の強みはいろいろなスポーツで培った『動き続ける力』。試合ではボールを持った時にどんな動きができるかがポイントになる」と話していました。
W杯は12月17日に終了し、日本チームは初出場ながら全てのカテゴリーでメダル獲得の快挙。

吉村選手が出場した男女混合枠の結果は第3位でした。
挑戦は始まったばかり。
今後が楽しみです。
