2022年、世界最大規模のストリートダンス競技会「ワールド・オブ・ダンス・チャンピオンシップ」ジュニア部門で優勝した「kirameki☆glitter」。
その強さの秘密に迫ります。

公開 2023/02/01(最終更新 2023/09/01)

編集部 ゆりか
編集部所属の取材記者。白井市出身、船橋市在住。コンテンポラリーダンス、ヨガ、ズンバ、バレエなどとにかく踊るのが好き。取材執筆も好きだが、地図が読めないため取材前はいつも軽く迷う。食べ盛りの夫と3人の子育てに奮闘中。
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黒い衣装に身を包み、子どもとは思えない迫力満点の表情で踊る「kirameki☆glitter」。

同じ振りの時は手の角度や首の向きまでぴたりと合い、ソロや2、3人のパートに分かれると個性が際立ち、見る者を圧倒します。
「kirameki☆glitter」は小学校高学年から高校生までが所属するヒップホップダンスチーム。
「STUDIO KG」(千葉市美浜区)を拠点に、振付師の鈴木千尋さんと憧さん姉妹が指導に当たっています。

スタジオ生徒数は約200人、その中から選抜したメンバー18人でチームを組んでいます。
練習は数時間に及ぶ日もありますが、「仲間と一緒にできることが楽しい」とメンバーの澁谷唯希(しぶやいつき)さんは笑顔で話してくれました。
努力を続け、ようやくつかんだ夢舞台
今でこそ多くのコンテストで好成績を収める「kirameki☆glitter」。
ですがその道のりは決して平たんではなかったようです。
「勝負には勝たせられない先生だよね、と言われ悔しい思いもしました」と話すのは憧さん。
「でも一度始めたことを負け続けてやめるわけにはいかない」(千尋さん)と一念発起。
振り付け、構成、曲のつなげ方、作り方などの研究を続け、ダンス指導にも熱を込めました。
指導を始めてから9年、努力のかいあって、ようやく世界大会優勝にまでたどり着きます。

「みんながいたからここまで努力できました。子どもたちは家族みたいな存在。よく付いてきてくれました」と二人は声をそろえて言います。
目標は世界大会2連覇。
疾走感あふれるダンスに夢と希望を乗せて、これからも世界を駆け抜けてくれることでしょう。 (取材・執筆/ゆりか)
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※問い合わせ
インスタグラム/@kiramekiglitter_official