船橋市を中心に音楽活動を続けてきたアーティスト、恭子さん。
昨年4月にアルバム「黄昏のメモリーズ」をリリース、間もなくメジャーデビュー1周年を迎えます。

公開 2023/02/09(最終更新 2023/02/07)

音楽教室の先生、創作の楽しさ、2度のがん
恭子さんは船橋大神宮近くにあった中村産婦人科で産声を上げ、市立峰台小→市立宮本中→県立船橋西高で学んだ生粋の船橋っ娘。
小4から音楽の時間にはピアノ伴奏を担当。
中学3年間の合唱祭、PTAコーラスでも伴奏を任されました。
バンドのキーボードを頼まれることは多くても人前で歌うことはありませんでしたが、高3の文化祭で歌う楽しさに目覚めます。
東京音楽大学声楽科へ進み、卒業後は大手楽器メーカーで音楽講師と、歌のおねえさんとして広報業務を兼任してきました。
30代前半に乳がんを経験、さらにその6年後に再び闘病生活を経験。
「さすがに落ち込みましたが、生活と仕事のスタイルを見直す良いキッカケになりました」
2014年に軽い気持ちで第1回ふなばしミュージックストリートにユニット出演したところ、大きな反響が。
徐々にソロでのステージも増え、17年にはオリジナル曲「誰よりも」を制作・配信開始。
以来、創作と表現活動を継続してきました。
ところが、これからという時期に世界がコロナ禍に突入。
活動に再びブレーキが。
「今後、音楽とどう向き合っていったら良いのか?」とモヤモヤする毎日でした。
「そんな折、知人を通してメジャーデビューの話が舞い込んだのです」
55歳でメジャーデビュー。声が届いた
昨年4月にアルバム「黄昏のメモリーズ」をリリースしてメジャーデビュ―。
5月12日、船橋きららホールでのメジャーデビュー記念コンサートを皮切りに、県内・都内でのコンサートやライブ活動を展開中。
デビュー前から務めていた千葉市のコミュニティーFMのパーソナリティーや、千葉県警察の依頼で特殊詐欺撲滅ソングの制作も。
モヤモヤの時期を振り返る恭子さん。
「押しつぶされそうになった時に気付きました。自分にとって歌うことは生きることだって」
4月6日(木)、きららホールでジョイントコンサートを開催予定。
最新情報は恭子さんのオフィシャルサイトにて
HP/https://lala-kyoko.net