千葉県に新たなプロ野球チームが誕生!
1月14日、新球団設立記者会見が開かれ、チーム名の発表や入団選手・スタッフの紹介が行われました。

公開 2023/02/03(最終更新 2023/02/02)

編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
記事一覧へ野球の楽しさを伝えたいと船橋に新球団
新球団・千葉スカイセイラーズは、今季新設の独立リーグ「ベイサイドリーグ」に所属(下図参照)。
船橋市を本拠地としてリーグ公式戦や他リーグとの交流戦を行っていく予定です。
チームを運営する株式会社千葉県民球団の代表取締役・杉山慎さんは、市立船橋高校野球部出身。

かつてBCリーグで選手として活躍していました。
競技人口が減っている野球の人気を地元から盛り上げたいと、チーム設立を決意。

昨年12月15日に船橋市役所を表敬訪問し、松戸徹市長の激励を受けました。
この時点で未定だった球団名も、公募により決定。
記者会見当日にお披露目となりました。
今季スローガンは「自分を信じろ」
843件の応募から選ばれたチーム名は「千葉スカイセイラーズ」。
地元から大舞台へ羽ばたいてほしいという願いの「スカイ(空)」と、海に囲まれた千葉県、古くから港があった船橋で活躍してきた「セイラー(船乗り)」を組み合わせました。

球団代表兼監督は、かつて千葉ロッテマリーンズで活躍した早坂圭介さん。

「選手たちが子どもたちの目標になるような、感動を与えられる球団づくりを目指していきたい」と抱負を語りました。
球団のコンセプトは「子どものためのチーム」。
ジュニアチームを運営することで、野球をする機会を失っている子らにプレーの場をつくったり、試合を間近で見て迫力あるプロ野球の世界に触れてもらったりなど、子どもと野球を結ぶさまざまな企画や構想を練っているとのこと。

今月から自主トレを開始、オープン戦などを経て4月中旬にリーグ戦開幕の予定。
ホーム球場は未定ですが、当面は船橋を中心に八千代、習志野、四街道など近隣のグラウンドで練習し、県内の球場を借りながら試合をしていく予定です。
今年は船橋市スポーツ健康都市宣言40周年記念という節目の年。
結果を出している千葉ジェッツやクボタスピアーズに続き、新たな地元球団として羽ばたき始めた千葉スカイセイラーズの今後に注目です。