「初めて完走できたのでうれしかったです」と笑顔で話すのは、日本最大級の猛禽類の祭典「フライトフェスタ2022」のハリスホークアジリティーで優勝した伊藤風音さん(中2)。

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公開 2023/02/17(最終更新 2023/09/01)

中学1年の時に出場し見事優勝
この競技は、ハリスホーク(鷹)などの猛禽類とペアを組み、コース内に用意されたチェックポイントをクリアしながらゴールを目指しタイムを競うというもの。
小学4年生の時から出場し、日々の訓練と優勝へ向けた練習を重ね、中学1年の時に3回目の出場で見事優勝に輝きました。
鷹に対してのイメージを変えていきたい
猛禽類をメインに扱うペットショップ「エキゾチックアニマル鷹の庵」を運営する両親の元で育った風音さんにとって、猛禽類のいる生活は「日常」。
毎朝河川敷でハリスホークを飛ばしてから登校し、学校が終われば再び河川敷に行きハヤブサなどを飛ばしながら訓練を行っています。
ペアを組むハリスホークの紅子(くこ)と風音さん
師匠は両親で、同志はともに鷹匠である2人の弟。

「お父さんが言った通りにやるとうまくいくので悔しいです」と話しつつも、父親の熱い指導は風音さんの大きな力になっています。
現在は3月に行われる「フライトフェスタ2023」に向けて訓練中で、前年優勝したハリスホークアジリティーとハヤブサルアーパスコンテストに出場予定。
目指すはハリスホークとハヤブサで2冠!
そんな彼女の将来の夢は「両親のお店を継ぐ」こと。
そして鷹匠を通して「飼い方や接し方をきちんと伝えていって、鷹に対して危ない、怖いと思っている方のイメージを和らげていけたらいいです」と力強く語ってくれました。
\動画では訓練の様子やフライト体験を紹介!/