遊んで転んで立ち止まって…子どもが自ら考え、歩み、育つ力とは?
そのヒントとなる映画「ゆめパのじかん」がNPO法人ならしの子ども劇場の主催で上映されます。

公開 2023/02/24(最終更新 2023/06/29)

nicoai
絵本「ねむたいひつじのぼうや」の著者。子育て学び広場にこあいを運営。オンライン子育て相談・講座・執筆活動や、主に習志野市でママサークルや親子遊びなどの地域活動を通して、「にこにこ愛情いっぱい子育て」を応援しています♡Instagram/@aco_nicoaimama
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上映会を企画した「ならしの子ども劇場」は1981年に設立。
「育て合い、育ち合い、文化と遊びを創造する広場」として活動しています。
幼児から小中高生、青年の親子が参加し、会員数約130人。
習志野市を中心に、あそぶ・観る(劇や舞台など生の芸術に触れる)・つながる(子育て学習会・交流会)活動を行っています。
そして活動の中で生まれる仲間とのつながりによって、子育てに行き詰まった時に励まし合ったり、情報交換し合ったり…。
どんな親子も大歓迎、ありのままで過ごせる、心休まる場にもなっています。
演劇鑑賞などの活動の他にも、子どもがつくる子どものまち「ならしのこまち」は大好評の企画。
市内の公園を一日貸し切り、子どもたちがお店を作ったり、アルバイトをしたりと、思い思いに町を創造。

企画スタッフは小学4年生から6年生の子どもたちで、企画運営から振り返りまで行います。
大人は、子どもの失敗や成功、困った姿も喜ぶ姿もそっと見守り、口を挟まないようにしているそう。
やってみたいを応援!失敗も見守る

「子どもを見守る姿勢」を学ぶ、大人を対象とした学習会では、以前「川崎市子ども夢パーク(通称ゆめパ)」の前所長、西野博之さんの講演会を行ったことがあります。
参加者は、講演やその後見たゆめパの写真や映像に深く共感。
たくさんの人に届けたいと思い、今回上映会を主催することに。
映画の舞台となる「ゆめパ」は、昨年NHKの「ドキュメント72時間」でも取り上げられた場所です。
約1万平方メートルの広大な敷地には、好きなことをして自由に遊べる「プレーパーク」、音楽スタジオや創作スペース、ゴロゴロ過ごせる部屋の他、学校に居場所を見出せない子どものための「フリースぺースえん」が。
子どもたちの自由で生き生きとした姿に、子どもとの関わり方や居場所作りのヒントをもらえるはず。
\「ゆめパのじかん」予告動画はこちら/
「ゆめパの時間」映画上映会
日時/3月21日(火・祝)
1回目15:00/2回目18:00(上映時間90分)
場所/プラッツ習志野市民ホール
住所/千葉県習志野市大久保3-8-19
料金/前売り1500円・18歳以下800円
保育/1回目のみあり(3月6日までに要申し込み)
問い合わせ
TEL・FAX/047-451-3676
ならしの子ども劇場(月~金 10:00~16:00)
メール/ngekijou@pluto.plala.or.jp
Instagram/@ngekijou