寒さが身に染みる冬休みの早朝、白い息を吐きながらグラウンドを駆け抜ける、八千代市立村上中学校陸上部。

公開 2023/02/24(最終更新 2024/03/16)

個性派ぞろいのにぎやかな陸上部

昨年9月に開催された「令和4年度 千葉県中学校新人体育大会八千代市予選会」では、男子の部総合2位の好成績を収め、8人の県大会出場者を輩出。
続く11月に開催された「八千代市秋季市民大会中学陸上競技大会」でも複数種目で上位入賞を誇るなど、今注目の実力ある同部です。
「個性派ぞろいのにぎやかな部」とのことですが、練習に取り組む姿は真剣そのもの。
平日練習は放課後の1時間弱という短い時間の中で、チームワークを大事に仲間と共に競い合い、支え合い、日々のトレーニングに励みます。

次なる目標は「県大会出場10人」

主将の萩島大翔君は、走り幅跳びで八千代市トップレベルの記録を持ち、県大会出場経験のある実力者。
幅跳びの魅力について「飛ぶたびにガラっと記録が変わるのが楽しい。県大会でも実績を残していきたいです」と意気込みを語ります。
1500mを専門種目とする副主将の加藤双葉さんは、もともと走るのが得意で入部を決意。
持久力が必要とされる競技のため、きつい時もあるとのことですが、「頭の中で音楽を流し、リズムを取りながら完走を目指します。記録を更新した時の達成感と満足感がたまりません」と語ります。
一人一人専門種目が異なる中で、部が掲げる次なる目標は「県大会に10人出場すること」。
監督の大島拓也先生と伊藤稔之先生も「目標を達成する実力は、十分に備えています」と太鼓判を押す村上中学校陸上部。
さぁ、今年も新たな挑戦が始まります。
(取材・執筆/しゃん)