里山と聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか。

公開 2023/02/27(最終更新 2023/02/24)

ちいき新聞ライター

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里山楽校は楽しいと書いてガッコウです

「田園風景が広がり、きれいな小川が流れ、鳥の声が聞こえてくる…」

そんなことを10人ほどの大人がワイワイと楽しそうに話し合っている里山楽校。

八千代市では2011年度から里山整備ボランティア人材育成講座・里山楽校を開講しています。

里山楽校は、土地所有者が高齢化するなどして手入れが行き届かなくなった里山などを保全・活用しようとするプロジェクトの一環として企画されています。

【八千代市】自然を楽しむことから始める「里山楽校」整備ボランティア人材育成講座を開講
千葉県農林水産部森林課森林政策室の講義

志望動機は「チェーンソーを触りたい」

里山楽校に応募した動機は「自然に触れたい」「人と触れ合いたい」そして「チェーンソーを扱いたい」という人も。

里山楽校では、実際に里山を整備するためのスキルとしてチェーンソーなど機材の実習も行います。

チェーンソーは秒速20メートルで鉄の歯が動きます。

講師は扱い方の説明をした後、安全についての説明を念入りに行ってから実習に入りました。

受講生も真剣な顔で取り組みます。

【八千代市】自然を楽しむことから始める「里山楽校」整備ボランティア人材育成講座を開講
受講生のチェーンソー実習風景

約4カ月にわたり、講義と実技を織り交ぜた5日間の研修を修了した受講生たち。

これからは、すでにボランティア活動をしている先輩たちの団体に合流し、里山整備をしていくことになります。

里山楽校は来年度も開講予定なので、興味のある人は参加してみては。(取材・執筆/福)

※問い合わせ
電話番号/047-421-6767
八千代市役所 環境政策室