新京成習志野駅すぐ前、習志野駅前郵便局の2階に「デジタル秘密基地」が誕生したのは2018年のこと。
普段はプログラミング教室として使われているこの場所を、オーナーの石川さんは曜日限定で地域の人に開放しています。

公開 2023/03/02(最終更新 2023/02/28)

子どもや大人が集い学ぶ居場所づくり
例えば備え付け3Dプリンターを使った制作体験。
子どもたちはパソコンでデザインや制作工程を考えた後、形にしています。

パソコンとは関係なく、集まってボードゲームを楽しむことも可能。
子どもが無料でプログラミングを学べるコーダー道場や、子どもも大人もプログラミングの自習を黙々と行う習志野台テック(通称「もくもく会」)という集まりも行われています。
「コロナ禍以降、何となく学校に行かなくなった子も、一度遊びに来てほしい。僕たちは先生じゃなくて仲間」と石川さんは呼びかけます。
自作した植木鉢の台座が有名雑貨店に
地域での活動とは別に、石川さんが個人的に夢中になっているのが多肉植物などの観葉植物。

収集癖もあって自宅にはたくさんの鉢が並ぶようになりました。
ある時、鉢の下に置く台座をネット検索で探してみましたが、なかなか気に入ったものが見つかりません。
そこで3Dプリンターを使って自作。

SNSで公開したところ、渋谷の東急ハンズで置いてみないかと声がかかりました。

2021年11月から販売を開始し、現在まで累計1000個を売り上げるヒット商品に。

創作活動も地域貢献も楽しみながら、前向きに取り組んでいます。

石川 直紀さん
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