2月16日、鎌ケ谷市東部学習センターレインボーホールで、鎌ケ谷市在住の旅行作家・秋山秀一さんによる講演が行われ、約50人の参加者が会場に詰め掛けました。
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公開 2023/03/14(最終更新 2023/03/09)

編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
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海外旅は通算215回。街歩きの達人
「コロナ禍の憂鬱(ゆううつ)な気分を吹き飛ばそう」との趣旨で開催された6回連続講座「東部市民セミナー」の最終回。
ちょうどコロナによる規制が緩和に向かうタイミングで、「旅」をテーマに行われました。
秋山秀一さんは20代の頃から海外に出掛け、歩いた街の様子をエッセーと写真に収めてきました。
チイコミ!でも毎月第4週の土曜日に、シリーズ「旅の記憶」の新作を公開しています。
この日は撮りためた旅の写真をスクリーンに映しながら、旅の楽しみ方やこぼれ話などを2時間、軽妙に語りました。

秋山流旅の極意と人生を楽しむこつ
「歴史的な事物は長く残るが、自然や現在進行形の街の姿は移ろいゆくもの。その時その場所でしか出合えない景色を、そのままの形で残したい」。
そんな思いで、シャッターを切り続けてきました。

ガイドブックで事前に予習はせず、現地を歩いて直接感じることを大切にしています。
「ランチ時に信用金庫から出てきた女性たちの行くお店は間違いなく安くておいしい」など、お店探しのこつも披露しました。
昨秋から海外旅を再開。
後悔しないよう、行ける時に行っておくのだと言います。
「皆さんも自分のしたいことは我慢せずにやりましょう。すると心に余裕が生まれ、人に優しくでき、人が集まってきます」とアドバイス。
「あの世に行く時に『まあ良い人生だった』と思えるかどうかが大事」。
生き方のヒントも散りばめられた言葉の数々に、参加者らは聞き入っていました。

ワンポイントアドバイス 旅の写真を一工夫
塔の上の像を望遠レンズで捉えてみよう

銅像や彫像はさまざまな角度から撮影してみると面白い
人物を入れて撮影することで臨場感が出る
雨だからこその撮影チャンスもある

\「旅の記憶」過去記事はこちらから/
https://www2.chiicomi.com/pickup/trip/
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