四街道少年少女合唱団が待望の定期演奏会を開催。
第1部は「歌の花束」と題し年齢別に歌を披露、卒団生も「TONIGHT」などを歌い上げます。
第2部は新見南吉原作「赤いろうそく」をミュージカル仕立てで上演します。
公開 2023/03/19(最終更新 2023/03/16)

設立は約30年前 まさに継続は力なり
1992年に設立された四街道少年少女合唱団。
年少から19歳までの異なる年齢の子どもたちが一緒に活動しており、毎年披露されるミュージカルでの熱演ぶりが高い評価を得ています。
指導に当たる沖藍子さんは演目について「今所属している21人のこのメンバーなら新美南吉の温かな世界が表現できると思い、『赤いろうそく』を選びました。本当に歌が大好きで、お互いを思いやる良い子たちが集まりました。母(沖雅子さん)が育ててきたこの合唱団を大事に守っていきたいと思います」と笑顔で語ります。

動物たちの役をオーディションで
主役のサル役を射止めたのは、中学1年生の保岡樹季さん。
樹季さんの弟で小学5年生の樹貴さんは「この役がやりたくて、僕もオーディションに参加したんですけど、お姉ちゃんに決まり、僕はシカ役です」と明るい表情で話します。

5年生の露久保光惺さんはカメ、同じく5年生の新谷天嶺さんはアライグマ、中学1年生の髙橋悠乃さんはキツネなどと、それぞれの動物になりきって演じます。
また、中学時代から所属し現在高校3年生の目黒優理花さんは、振り付けの一部でダンス指導をし、ナレーションも担当。
舞台に流れるピアノは、伴奏者として活躍する津久間陽子さん。
劇中に応援歌として演奏される「勇気100%」など、津久間さんの力強いピアノ演奏がさらに舞台を引き立てます。
また舞台の背景や扮装などを手掛けた沖不二丸さんの腕前にも注目を。
指導者と子どもたちと保護者の力が一体となった舞台は、鑑賞後にきっと温かな気持ちになることでしょう。(取材・執筆/EKO)

日時/3月26日(日)午後1時30分開演
場所/四街道市文化センター大ホール
住所/千葉県四街道市大日396
入場料/大人・子供一律800円、障がい者500円
問い合わせ
電話番号/080-2110-0626 宮川
電話番号/043-423-1618 四街道市文化センター(チケットについて)