昨年、白井市で生産されている野菜や果物などの食材をテーマにしたレシピコンテストがスタート(不定期開催)。
栄えある第1回の食材には、「自然薯」が選ばれました。
主催/白井市役所秘書課、白井市地域情報サイト・しろいまっち編集部
公開 2023/03/24(最終更新 2023/03/20)

「しろいの自然薯」をお手軽レシピで周知
「予想もしていなかった料理」「初めて知った意外な食感!」といった審査員たちの声。
テーマとなった自然薯は、白井市の特産品として「白井市ふるさと産品」にも認定されています。
「しろいの梨」に続く特産品を作ろうと、2004(平成16)年ごろから白井市自然薯研究会が中心となり育ててきた自然薯は、箸で持ち上がるほどの「粘り」、大地が薫る「風味」、そして他の産地に負けない「糖度」。
今回の食材選定には、白井市産自然薯の認知度を上げたいという思いも込められていました。
レシピの募集は昨年秋の約1カ月、同市をはじめ全国から54作品もの応募があったといいます。
新たな食感に沸く斬新洋風アレンジも
12月の1次(書類)審査では、アイデア性・普及性(家庭でも作れるか)・共有性(誰かに教えたくなるか)を基準に10作品を選出。
続く2次(実食)審査では、上記基準に見た目と味、総合バランス的観点がプラスされます。
審査員を務めたのは、白井市長・白井市自然薯研究会会長・JA西印旛農産物直売所やおぱぁく店長・県立白井高校校長および家庭科部顧問と生徒・しろい地底王国忍者じねんじゃーといった、地域コミュニティーの活性化に欠かせない皆さん。

1次審査で選ばれた10のレシピが形になり審査員の元へ運ばれます。
調理担当も白井市食生活改善推進員と白井市健康子ども部健康課健康づくり推進係の皆さんという、地元色豊かな審査会になりました。
票は分かれ審査は難航も、最優秀賞を勝ち取ったのは「とろろカルボナーラ」!
ベーコンと牛乳、卵黄などで作った濃厚ソースとすりおろした自然薯を合わせ、熱々のごはんにかけていただく斬新な洋風レシピです。
パスタのイメージが強いカルボナーラも、自然薯の粘りと風味でごはんとの相性が抜群に。

この他、自然薯チップやプリンなど、新たな魅力に会場は沸き立ちました。
「今後はフードロス貢献も視野に入れた食材選定でコンテストを継続したい」と意気込む、しろいまっち編集部。
大地の恵みが地域を豊かに、その恩恵を生かしたコンテストになりました。
問い合わせ
電話番号/047-701-5950
しろいまっち編集部
審査会の様子とその他のレシピはこちら
https://shiroi-match.jp/article/recipe-contests_shiroi/71319