「おやぢduソレイユ」の誕生は2012年。
「いちかわ市民ミュージカル」の打ち上げで「オヤジだけのダンスユニットを結成しよう」との呼び掛けに賛同した人たちで作られました。

公開 2023/04/13(最終更新 2023/04/13)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
記事一覧へ合言葉は「オヤジだって輝きたい!」
声を掛けたのは振付担当の安西さん。
参加資格は「40歳以上で男性」ということのみ。
団員は会社員が中心で、現在は50代から70代まで、平均年齢55歳のメンバーが集います。
どんなに家の中で娘に冷たくされようが、会社で女子社員にLINEを既読スルーされようが、「オヤジにも輝く場があるはずだ」と発奮。
結成以来、毎週土曜の夜に安西さんの指導の下、熱心にダンスの練習を重ね、これまでに市川市をはじめ、各地で催されるイベントや祭りに参加してきました。

今年3月には東京マラソンのランナーを応援するため日比谷で踊り、大喝采だったそうです。
「オヤジだけのダンスユニット」という意外性や希少価値もあって、年々イベント主催者から「次回も参加してください」と言われるようになってきました。
実は参加者たちは、それまでダンスや歌に関してはほぼ素人。
そのため練習の最初に行われるストレッチでは、当初は足がつる人が続出だったとか。
振り付けを覚えるのも大変だったそうです。
しかし、人前でパフォーマンスを続けていくうちに変化が現れました。
日常の姿=普通の平凡なおじさんから、黒いスーツに身を包み、全身黒づくめの衣装に変身して舞台で演じる時、「われながらそのカッコ良さについほれぼれ」し、今では演じるのが楽しくて楽しくて仕方がないそうです。
ストーリー性のある演目構成
今年で結成10年となり、今回待望の単独主催公演を行うことになりました。
公演では単にいろいろな曲に合わせて踊るのではなく、ステージはストーリー仕立てになっていて、場面ごとに合わせた曲が流れ、ダンスパフォーマンスを展開。
ちょっとビール腹の普通のおじさんたちが、自分たちもとても楽しみながら華麗な(加齢な?)ダンスを繰り広げます。
戦争や社会不安など暗いこともある現在ですが、ステージを見ることでおじさんたちの「輝き」や「パワー」をもらい、元気になれそう。
出演者たちも観客からの拍手や笑い、掛け声を今からとても楽しみにしているとのこと。
この公演をきっかけに、「おやぢduソレイユ」がさらに大きく飛躍できれば…と張り切っています。
「OYADISUM(オヤディズム)2023」公演
日時/4月30日(日)
1部…正午開演 2部…午後3時開演(開場は開演の30分前)
会場/全日警ホール(市川市八幡市民会館)
住所/千葉県市川市八幡4-2-1
入場料/500円(全席自由席)
申し込み・問い合わせ/oyadidusoleil@gmail.com
インスタグラム/@oyadi_du_soleil
※ダンス動画はこちらから