ゴールデンウイーク期間中、ふなばし三番瀬環境学習館2階に体験型の立体迷路が登場!
親子で楽しみながら、三番瀬で見られる生き物や干潟の環境について、展示なども通して学ぶことができます。

公開 2023/04/21(最終更新 2023/04/19)

くぐって登って干潟の迷路を進むと…
環境学習館前に広がる三番瀬の干潟をイメージして作られた迷路。
5歳から小学校低学年までが対象ですが、空いていれば大人も入れるとのことなので挑戦してみました。
迷路の内部
四つんばいで潜っていくと、高さ90cmの壁にはいろいろな形の穴が。
穴をのぞきながら進むと、まるで三番瀬の生き物になって砂の中を冒険している気分に。
初めに見つけたのは、ニホンスナモグリの巣穴。

中にはスナモグリの絵が、上部には砂を噴き上げてできた黒い山があり、山から顔を出すことができます。

潮だまりゾーンはボールプール。
迷路の中で縮めた体を解放!
砂の中の生き物たちも、こうして空を見上げたり水辺で遊んだりするのかなと想像しました。

クラゲの下の迷路を通ると、センサーの反応で「ビリビリ」と音が鳴ってドキドキ。
カニの目を模した潜望鏡で迷路の中から外の世界を観察。
「空飛ぶワープゾーン」の陸橋からは、鳥の視線になって迷路を見下ろせます。

思った以上に長い迷路ですが、子どもたちは何度も遊んでいました。
大人も一緒に楽しめる仕掛けがありました

体験型の展示は、子どもたちが遊んでいる時に大人は見ているだけになりがち。
そこで、大人も楽しめる仕掛けが用意されています。
ハマシギなど三番瀬で見られる鳥の顔がついた棒があり、大人がつついて子どもの邪魔ができます。
取材時も参加している親子が「食べちゃうぞ~」「逃げろ~」と言いながら楽しんでいました。
迷路で隠れた子どもの居場所や動きを見守れるカメラも設置。
安心して過ごすことができます。
遊びながら三番瀬の生き物を知る
この迷路は全て、ふなばし三番瀬環境学習館のスタッフの皆さんの手作り。
2カ月かけて、板の穴の削り出しから、生き物のイラストや模型を制作しました。
特にビニール傘にスズランテープ、ゴミ袋を使って作成したクラゲは本物そっくり。
さすが、いつも三番瀬の生き物を観察しているだけあります。

「三番瀬は砂地にすむ生き物や魚にとっては安心して過ごせる幼稚園、鳥にとっては食べ物がたくさんあるレストランのような場所。遊びを通してさまざまな生き物が生息する、この恵まれた環境に興味を持ってくれれば」と広報担当の小澤さん。
ゴールデンウイーク期間中は、ミニ迷路を作るワークショップも開催。

親子で楽しい一日を過ごせそうですね。
春の特別展
ドキドキ!ひがた大迷路
【開催期間】4月29日(土・祝)~5月7日(日)
【時間】午前10時~午後5時
※2時間ごとの時間指定入場制(チケット購入時に選択)
(1)10:00-12:00 (2)11:00-13:00 (3)13:00-15:00 (4)15:00-17:00
【料金】100円(未就学児)~700円(大人・常設展とセット)
【注意事項】
※靴下を着用ください。
※定員制のため、入場券が完売することもあります
詳細はこちら
【問い合わせ】047(435)7711 ふなばし三番瀬環境学習館
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