サッカーはとにかく走るスポーツ。
時には体を張って相手と対峙(たいじ)することも。
ところがその真逆、走るのは禁止、接触禁止のサッカーを楽しんでいるチームが市川市にあります。
公開 2023/04/01(最終更新 2023/03/30)

40歳以上推奨、ずっと楽しめるサッカー

W杯の盛り上がりからも分かるように、サッカーは愛好者の多い人気スポーツです。
PPKWFを創設し、代表を務める渡辺敏弘さんも現役のサッカープレーヤー。
過去に接触で大けがをした経験があり、サッカーを長く楽しんでいくことに不安がありました。
ある日、テレビのサッカー番組でウォーキングフットボールが紹介されているのを見て「これだ!」と直感。
JWFA(日本ウォーキングフットボール協会)の講習会に参加しました。
しかし市川周辺でプレーできるチームがなかったため、自らチームを立ち上げたのです。

練習は金曜夜&休日の日中、自由参加可
この日集まったのは小学生から60代までの男女22人。
初めにラジオ体操を行い、前向き、後ろ向きでウォーキングをして体をほぐします。

続いてボールを蹴って2つのコーンの間を通したり、パスを回したりして、ボールコントロールの練習。
ボールやコートの広さはフットサルのものと同じです(約20m×40m)。
後半は男女混合の4チームに分かれてゲームを行いました。
走ってはいけないので早歩き。
ボールを持った人から奪ってはいけないので、前に立ちふさがって止めたり、パスをカットしてマイボールにします。

コートが狭いのでパスがどんどん回り、チーム全員が活躍。
参加した子どもたちも、果敢にシュートを打っていました。
相手との接触がないので、けがの心配もほとんどありません。
交代しながら5分ずつ、1時間ほどゲームを行うので、かなりの運動量になりそう。

昨年4月から参加しているという北澤あゆみさんは、「子どもがサッカーをしているので自分もプレーしてみたかった。これなら楽しめるので続けている」と話していました。
PPKWFでは市川市や松戸市などで体験会を実施しています。

興味のある人は下記のホームページで、今後の開催予定をチェックしてみては。
問い合わせ
ホームページ/https://jerry-w.com/
こちらの記事もおすすめ