昨年8月に岡山県倉敷市で開催された「大山名人杯争奪第21回全国小学生倉敷王将戦」(低学年の部)で、船橋市立宮本小学校2年の北川大樹君が優勝。
3月9日、船橋市役所の応接室で、松戸徹市長と松本淳教育長への優勝報告会が行われました。
公開 2023/04/03(最終更新 2023/08/31)

シュンシュン
1983年生まれ。文章を書くこと、絵を描くことが好き。人生の半分以上を千葉県船橋市で過ごす。ライターデビューも「ちいき新聞」。「何かとご縁があるこの土地をもっとよく知りたい!」という思いで活動中。Instagram/@shun_shun_2017
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松戸市長は「藤井聡太さんをはじめとする多くのプロ棋士たちが取ってきた大会。結果に結び付けたことが素晴らしい」とその功績をたたえました。
「前回大会で優勝できなかった分、今回は勝つことができてうれしい」と北川君。
大会には全国の予選を勝ち抜いた64人が出場。
北川君は予選リーグを勝ち抜いた8人による決勝トーナメントで勝ち上がり、優勝を果たしました。

オンラインの将棋教室で練習を重ねる
4つ年上の兄の影響で4歳の時から将棋を始め、気が付いたら駒の動きなどを覚えていたという北川君。
練習相手はAIではなく対人。
「県内在住の将棋講師のオンライン教室を受講して指導を受け、平日はパソコンで、週末は道場などで対局を重ねている」と話します。
得意な戦法は「角換わり」、好きな駒は「桂馬」、憧れの棋士は羽生善治九段。
将棋の好きなところは?との問いには、「攻めて、攻められてという攻防が面白い」と語りました。
今後の目標は「全国小学生倉敷王将戦連覇と、タイトルをたくさん取ることのできるプロ棋士になること」。
松戸市長は「日本有数の棋士を目指して力を伸ばしていってほしい」、松本教育長は「将棋と勉強を両立させて今後の学校生活も頑張ってください」とエールを送り、報告会を締めくくりました。
