あちこちのマルシェで見かける「雑貨屋さんSmile」は多くの作品が並ぶとてもにぎやかなブース。
昨年から市民団体「Smile」として活動し、子育て世代の支援を目指しています。
公開 2023/04/02(最終更新 2024/02/29)

きっかけはレンタルボックスでの出会い
Smileとして活動しているのは子育て中の4人のママ。
それぞれリボン作家、布作家、編み物作家としてマルシェに出店したり子育てサロンに設置されたレンタルボックスに作品を置いたりと個人で活動していました。
お互いの存在は知りつつも、親しくなったのはレンタルボックスを置いてあるサロンで開催された販売会。
顔を合わせた4人はすぐに意気投合し「雑貨屋さんSmile」を結成しました。
「複数人いるので店番が交代できる、子どもを連れて参加しても目が行き届く、製作した作品についてお互いに意見を言い合うことができる…など4人での活動はメリットばかりです」と口をそろえます。

自分たちができることで応援をしたい
さらに4人は昨年から市民団体「Smile」としての活動をスタート。
ハンドメイドを通して作る楽しさ、人とのつながりを子どもから大人まで感じてもらいたい、お母さんだからこそ思い付くことを形にしたいと思ったことがきっかけ。
最初の活動は今年の1月から開催している「Smileマルシェ」。
マルシェとともに「子育てファミリー応援プロジェクト」を実施しています。
このプロジェクトは子育てに関するさまざまなお役立ち情報を発信する取り組み。
「0円おゆずり会」をはじめ、「アレルギーの基礎知識」「発達支援センターの情報コーナー」「入園準備オーダー会」「プレーパークの紹介」など、子育て当事者だからこそ気が付く悩みや困り事に関する内容ばかり。
1回目、2回目は、多くの人に利用してもらえ、思った以上の反響に驚いたそうです。
3回目はオーダー品のお渡し会の予定でしたが、好評なためマルシェも開催しました。
今後は、子どもの発達に関することなどに悩んだら気軽に相談してもらえるような存在を目指したいという「Smile」。
子育てファミリーにとって地域の強い味方になりそうな4人の活躍に、期待が寄せられます。(取材・執筆/案山子)
問い合わせ
ホームページ/https://ichihara-machisapo.jp/0281/index.php
(まちサポ いちはら内)
Instagram/@smile.marche1