佐倉市新町にできた、ひときわ目を引く新しい建物は「さわやかな図書館」「くつろげる図書館」「ら(ラ)ンドマークとなる図書館」がコンセプトです。

公開 2023/04/05(最終更新 2023/08/28)

ひろみん
サーフィンや畑仕事など、自然の中で体を動かすことが好き。HIPHOPにも夢中。住んでいる佐倉市のことが大好き!いいところをたくさん伝えていきます。地域の魅力的な方たちと繋がることができる、ちいき新聞のライターのお仕事に感謝しています!
記事一覧へ図書館だけではない あらゆる機能が集結
3月4日、「夢咲くら館」が開館しました。
「夢咲くら館」は、老朽化した旧佐倉図書館を建て替え造られた「佐倉図書館等新町活性化複合施設」で、その愛称は市民から公募して選定されました。
図書館機能の他、佐倉の歴史資料を保存する機能、城下町佐倉を紹介する展示機能、子育てに関する助言などの相談機能、また、町のにぎわいを創り出すイベントスペースなどを兼ね備えています。
豊富な資料・情報と快適な環境を整備
1階のエントランスホールは、佐倉の歴史や観光情報を発信する場。

秋祭りの際は、山車を飾るスペースに。
その他、読み聞かせや講演会ができる「ゆめさくらひろば」や、カフェも併設。
地階の図書館スペースは、約16万冊の本を所蔵。
外の柔らかい自然光が入る、人にも本にも優しい造り。
窓際のテラス席から外を眺めたり、屋外に出て本を読んだり、思い思いにくつろげます。

静かに集中したい時は、一人一人座席が区切られている「サイレントルーム」、会話しながら過ごしたい時は、学校の授業やワークショップにも利用できる「ゆめルーム・さくらルーム」と、静けさとにぎわいの両立が図られています。
2階には、古文書や歴史資料、佐倉城の歴史が分かる展示もあり、観光で訪れた人も楽しめます。
あらゆる世代の人が訪れやすいよう工夫
図書館スペースには、保育士常駐の子育て相談室や託児室、赤ちゃん休憩室を完備。
子どもがはだしで過ごしたり、おもちゃで遊んだりできる空間も。
設計に携わった人たちの「温かい雰囲気を感じてほしい」という思いは、丸みを帯びた造りの「おはなしひろば」や、大きな円状の天井照明など、随所に。

近隣の小中高生が書いた、お薦めの本を紹介するポップや、県立佐倉東高校の生徒たちが手掛けた優しい風合いの友禅染めが、書棚を飾っているのも見どころ。

あらゆる世代が利用しやすい「夢咲くら館」で、くつろぎと交流のひとときを。
夢咲くら館
住所/千葉県佐倉市新町40番地1
開館時間/午前9時~午後8時
休館日/月曜、第1火曜(祝日の場合は開館、翌日休館)、
年末年始(12月28日~1月4日)、
特別整理期間(年1回)
駐車場/55台(午前8時30分~午後8時30分は3時間まで無料)
※上記以外の利用 100円/30分
24時間最大700円
問い合わせ
電話番号/043-485-0106
佐倉図書館
電話番号/043-488-5880
子育て交流センター