生徒たちへ「心に響く思い出を」。
全国の小中高校でライブをしているシンガーソングライターの大野靖之さんを招き、船橋市立三山中学校体育館にて講演会が行われました。
公開 2023/04/13（最終更新 2023/06/29）
nicoai
絵本「ねむたいひつじのぼうや」の著者。子育て学び広場にこあいを運営。オンライン子育て相談・講座・執筆活動や、主に習志野市でママサークルや親子遊びなどの地域活動を通して、「にこにこ愛情いっぱい子育て」を応援しています♡Instagram／@aco_nicoaimama
記事一覧へいつもの体育館がライブ会場に！
2月27日、三山中学校では「命、夢、家族」といったテーマで「歌う道徳講師」と呼ばれる大野靖之さんを迎え、PTA主催の道徳講演会が開かれました。
体育館に全校生徒が集まるのはコロナ禍になって初めてとのこと。
大野さんの美しいピアノと歌が響き渡ると、下を向いていた生徒も顔を上げ、手拍子をしたり、リズムに乗ったりと夢中に。
また「素直になれなかった」という学生時代の大野さんと母親のエピソードが披露されると、大きな笑い声があふれました。
自分らしく夢を持つこと
「みんなには、夢がありますか？」と生徒に問いかける大野さん。
大野さんが歌手を目指したのは中学生の時。
当時、苦手なことだらけだった大野さんにとって、音楽は唯一の希望の光。
音楽科のある高校に進学し、数々の挫折を味わいながらも「もっといい曲を作りたい。たくさんの人に自分の音楽を届けたい」という思いを貫き、23歳でプロの歌手としてデビュー。
以来20年間歌手として活動し、全国の学校を回って講演をしています。
2020年に47都道府県の学校を制覇、三山中で1078回目の講演となりました。
そんな大野さんだからこそ「小さなことでもいい。まず自分のワクワクすることを見つけて、そのために動いてみて。誰のためでもない、自分の人生を生きてください」というエールを、生徒に真っすぐに届けます。
今後も全国で学校ライブ
大野さんは、今後も全国の学校を駆け回って行きます。
これまで出会った生徒からインスタやユーチューブに届くメッセージが大きな活力になり、ライブをずっと続けていくために、最近は苦手だった運動をするようになり、筋力、体力アップを目指しているそう。
生徒が憧れる、かっこいい存在であり続ける大野さんの音楽とトークは、心の一ページに深く刻まれたことでしょう。
