「カシニワ・フェスタ2023」では、オープンガーデンを中心に、花と緑の空間が市内各地で一斉に公開されます。

新緑の季節、あなたも足を運んでみませんか。

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公開 2023/05/03（最終更新 2023/04/17）

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カシニワで、花と緑のまちづくり

柏市では、緑地化促進を目的とし、近所の空き地を地域全体で共有できる庭にする「カシニワ制度」を2010年より推進しています。

同市が運営する「カシニワ情報バンク」が、土地や建物を貸したい所有者からの不動産情報と、活用を希望する団体の情報が出合う場となり、市がそのマッチング役として活動を促進しています。

カシニワに登録された団体などには「柏市みどりの基金」による助成金制度も設置されています。

最近では、空き家の有効活用を進めることで地域の防犯促進にも寄与し、豊かなまちづくりの一環として活動の形を広げています。

同市住環再生課は「カシニワとして共有された場所が、市民の憩いの場やコミュニケーションの場となってくれるのが目標」と話します。

カシニワ・フェスタに行ってみよう

カシニワを体感できる一大イベント「カシニワ・フェスタ2023」が、5月13日（土）から21日（日）まで開催されます。

今年も約60カ所のカシニワが一斉に公開されます。

今年のテーマは「学び」。

それぞれのカシニワで、植物のこと、地域の歴史など、いろいろな豆知識を学ぶことができそうです。

5月14日（日）には柏駅東口でPRイベントを開催。

ガイドを聞きながらカシニワ登録地を歩くツアー「カシニワ・ウォーク」も16日（火）に定員20人、19日（金）午前・午後に定員各15人で開催。

期間中はコンサート、観察会、マルシェの他、各地で催しも開催されます。

人気のガイドブックには、エリアごとのお薦めコースやレンタサイクル情報も。

また、この機会に出合ったカシニワに、一年を通して行ってみるのも、季節ごとに違った草花の姿を楽しめることでしょう。

「カシニワ・フェスタ」でカシニワの春を感じてみては。（取材・執筆／be）

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